お子さんを連れての家族旅行は、ワクワクとドキドキが沢山!特に0歳のお子さんがいるご家庭ですと、何を持って行けばいいのか、どこに行ってどこに泊まるのがいいのかなど不安な事も多いですよね。そこで今回は、0歳のお子さんを連れての宿の選び方や、旅行に行く際のポイントを詳しく解説します。またおすすめのスポットも紹介します。今まさに家族旅行を計画している方はぜひ参考にしてみてくださいね。
0歳児との家族旅行で押さえておきたいポイント4つ
乳児のお子さんとの旅行は、家族水入らずで旅行を楽しめるワクワク感もありますが、中には初めての家族旅行で不安を抱えている方もいらっしゃいますよね。そこで0歳のお子さんと家族旅行に行く際に、これだけは押さえておきたいポイントについて解説していきましょう。
どの位の月齢になれば家族旅行に行っても大丈夫?
0歳児と旅行に行く上で、「〇か月から」という月齢の制限はありません。ただ、首が据わるまでは生活リズムが整わないお子さんも多く、授乳やおむつ替えの頻度も多いので避けた方が無難です。出来れば首が完全に据わり、生活リズムが整う5か月以降にしましょう。また6か月以降であれば予防接種も進むので、感染症のリスクも低くなります。
0歳児との家族旅行で持っていく持ち物のポイントは?
着替えやミルク、離乳食やおむつなどが必要な0歳のお子さんとの家族旅行は、大人だけでの旅行よりも荷物が多めです。だからといってあれもこれも持っていくと大荷物になってしまう可能性もあります。そこで0歳のお子さんとの家族旅行の際には、次の点を押さえておきましょう。
母子手帳と保険証は忘れずに
小さな子どもに急な発熱や病気はつきものです。また旅先での予期せぬ事故や怪我の可能性も0とは言い切れません。旅先でも医療機関を受診できるよう、母子手帳と保険証は必ず携帯しましょう。お住まいの地域によっては医療費が無料の所も多いですが、地域をまたいで医療機関を受診すると医療費がかかります。ですが後日お住まいの地域で申請をすれば、かかった医療費が戻ってくる可能性もあります。もし旅先で医療機関を受診した際は、お住まいの市区町村のHPなどを確認してみてくださいね。
授乳用品は臨機応変に対応しよう
母乳の方は授乳ケープを用意しましょう。出先に授乳室があるとは限りませんし、万が一移動中や出先で愚図ってしまっても安心です。ミルクの場合は、お湯を持ち運ぶ手間や準備を省ける液体ミルクを準備するのもおすすめです。普段粉ミルクを使用している方は、旅先で飲まない事態が起こらないよう、旅行前にあらかじめ液体ミルクを飲ませておくと安心ですね。使い捨ての哺乳瓶を用意しておくと更に便利です。
着替えやおむつ、おしりふきは多めに持っていこう
普段しない長時間の移動は0歳児のお子さんにとっても未体験です。ママやパパもアタフタして移動中に食べ物や飲み物をこぼしてしまったり、おむつが漏れてしまったりする可能性もあります。着替えは宿泊数にプラスして数着用意しましょう。連泊する場合は宿先などでコインランドリーを使用するのもおすすめです。また、おむつやおしりふきも多めに用意しましょう。おしりふきはウエットティッシュの代わりに手口をふいたり、こぼしてしまったものを拭き取れる万能アイテムです。
お菓子や飲み物、おもちゃは愚図った時や移動時の便利アイテム
移動が長い場合、子どもが飽きて愚図ってしまう事も多いですよね。そんな時のお助けアイテムがベビー飲料やお菓子、そしておもちゃです。アレルギーなどの問題もありますので、必ず普段口にしているお菓子や飲み物を用意しましょう。電車などの公共交通機関でおもちゃを使用する場合は、音の出るものは避けた方が無難です。また車の移動であれば、車内で見れるDVDなどを用意するのもおすすめです。
バスタオルも1枚あると便利なお助けアイテム
宿先でバスタオルが用意してある事がほとんどなので持参する方は少ないですが、移動のためにバスタオルを1枚用意しておくと便利です。汗をかいた時に拭いたり、お子さんが寝てしまった時の肌掛けにもなります。吐き戻し対策もばっちりのアイテムになります。車で移動する方なら、車内に1枚置いておきましょう。
ベビー用品は現地で購入するのもアリ
公共交通機関を使用するなどでなるべく荷物を増やしたくないという方なら、現地購入もアリです。特にがさばりがちなおむつや離乳食、ミルクや飲み物などであれば現地のドラッグストアなどでも購入可能です。余ったおむつなどは現地で他の荷物と一緒に宅急便でご自宅に送ってしまえば、帰りの荷物も最小限になります。ただし現地に到着するまでの分は忘れずに、必ずカバンに入れておきましょう。
0歳児との家族旅行での宿の選び方のポイントは?
ハイハイやつかまり立ちをし始める子も多い0歳のお子さんとの宿泊は、安全面や衛生面が気になる所です。そこで0歳のお子さんとの家族旅行の際には、次の点を踏まえて宿選びをしましょう。
子連れプランがある宿なら0歳のお子さんがいても安心
どんな宿を選べば良いのか不安な方は、乳児のお子さんも安心な「子連れOK」の宿泊プランのある宿にしましょう。宿によって内容は異なりますが、ベビーベッドやバウンサー、おもちゃやベビーチェアがお部屋にセットしてある場合もあります。お部屋自体も危険が少ないお部屋になっているので、安心してくつろげますね。
お部屋は和室もしくは和洋室がおすすめ
子連れプランにこだわらず宿を探す場合であれば、和室もしくは和洋室のお部屋にしましょう。ハイハイやつかまり立ちを初めてお子さんでも安心です。また布団であれば落下する心配もなく、家族でゆっくり眠れるのでおすすめです。
貸切風呂や部屋食なら家族でゆっくり出来る
お部屋についている浴室で済ませるのも良いのですが、貸切風呂付きの宿なら家族でゆっくり入浴出来るのでおすすめです。また、食事を家族でゆっくり楽しみたい方なら部屋食が出来る宿を選びましょう。部屋食ならお子さんが愚図っても周りを気にしなくて済みますし、何よりパパもママもゆっくり食事を楽しめます。万が一眠くなっても、布団に寝かせられるのも嬉しい点です。
0歳児と一緒に家族旅行をする上でのポイントは?
お子さんが産まれて初めての家族旅行という方も多くいらっしゃいますが、0歳児を連れての家族旅行は予期せぬハプニングに見舞われることもあります。そこで次の点に留意して家族旅行を計画しましょう。
お子さんの体調が悪い場合は無理をしない
産まれて数か月のお子さんは、体が弱く体調も崩しやすい時期です。軽い風邪でも酷くなる可能性もありますので、何か体調に異変を感じたら無理をせずに中止もしくは延期しましょう。感染症の病み上がりも抵抗力が落ちているので、あまりおすすめ出来ません。宿によってはキャンセル料が発生する場合もありますので、事前に何日前から発生するか確認しておくのがおすすめです。
ゆとりのあるスケジュールの家族旅行を計画しよう
あっちもこっちもとスケジュールを詰めた家族旅行はおすすめしません。子どもは環境の変化に敏感です。興奮してしまい、夜泣きで眠れない事も0ではありませんし、体調を崩してしまう可能性もあります。また食事に時間がかかったり、車内で愚図って停車したりと思わぬ事に時間を使う可能性もあります。0歳児と家族旅行に行く際には、ゆとりをもったスケジュールを組みましょう。
0歳児と一緒の家族旅行でおすすめのスポットは?
一言で家族旅行といっても行き先は様々です。せっかくの家族旅行だからこそ、0歳のお子さんと一緒に楽しめるスポットに行きたいですよね。そこでおすすめなのが次のようなスポットです。
雄大な自然を楽しみたいなら海や山を
自然と触れて楽しみたい方なら海や川、山などがおすすめです。乳児の水遊びなどは難しいですが、コテージに泊まって自然の中でゆっくりする事なら可能です。0歳のお子さんでもOKなコテージも多くあるのでチェックしてみましょう。
テーマパークや遊園地でアトラクションを家族で楽しんでも
全国各地にあるテーマ₋パークや遊園地はその地域にしかないものも多く、家族旅行ならではの思い出が出来ます。もちろんジェットコースターなどの激しいアトラクションは楽しめませんが、子ども向けの乗り物や観覧車なら家族で一緒に楽しめます。授乳室やおむつ替えスペースも充実しているので安心ですね。
動物園や水族館なら生き物を間近に見れて0歳のお子さんもワクワク
絵やテレビの世界でしか見れない生き物を見せたいなら、動物園や水族館がおすすめ。間近に生き物を見れるので家族みんなでワクワクです。中には動物と直接触れ合える所も。ベビーカーで移動出来る事が多いので、お子さんが寝てしまっても安心です。
おもちゃで遊べる博物館なら0歳のお子さんも主体的に楽しめる
全国各地はおもちゃがメインの博物館もあります。おもちゃを展示しているだけではなく、実際に触れて遊ぶ事が出来ます。もちろん0歳のお子さんもOKです。展示された懐かしいおもちゃにパパが興奮してしまう事も無きにしもあらず。室内施設が多いので、暑い日や雨の日も楽しめます。
温泉に浸かって家族でまったりもアリ
観光スポットに行くのではなく、あえて温泉などで家族でゆっくりするのもおすすめです。貸切風呂で家族で一緒にゆっくりしても良いですが、普段ゆっくりお風呂に浸かれないママが一人でゆっくり温泉に浸かるのも良いですね。おいしい食事を堪能して、リフレッシュして帰ってからの育児に備えましょう。
まとめ
0歳のお子さんとの家族旅行は、楽しみもありますが不安もあります。ですが、しっかり準備をして計画をすればお子さんとの旅行が楽しくなる事間違いなしです。紹介させて頂いたポイントを踏まえて、家族で楽しい思い出を作ってくださいね。