乳児のおもちゃとして昔から親しまれているぬいぐるみ。
初めての乳児のおもちゃとしてぴったりなにぎにぎやラトルのほか、音が流れるもの、仕掛けがあるもの、可愛いどうぶつやキャラクターのものなど数えきれない種類のものがありますが、乳児にあげるならどんなものが良いのでしょうか。
今回は、乳児にぬいぐるみをあげるのはいつからか、乳児にはどんなものをチョイスするのか、乳児のぬいぐるみ選びのポイントなどのほか、乳児のぬいぐるみ遊びのメリットや、プレゼントとして選ぶときについても詳しくご紹介します。
乳児のぬいぐるみはいつから大丈夫?
口に入れても大丈夫な素材で出来ているものや、飲み込む危険があるボタンや飾りがついていないものであれば、新生児の頃から渡してあげても大丈夫。
ぶつけても痛くないやわらかいアイテムは、初めてのおもちゃとしても最適です。
乳児にはどんなぬいぐるみをチョイスする?
赤ちゃんにあげるならどんなものを選ぶのが良いのでしょうか。いろいろな種類があるので、初めてだと迷ってしまうこともあるかもしれませんね。
ここでは、乳児におすすめのものについて詳しくご紹介します。
一人遊びには握れるラトルタイプがおすすめ
「にぎにぎ」とも呼ばれるラトルタイプは、初めてのおもちゃとしてもおすすめ。
乳児が握りやすいようにドーナツ状になっているものが多く、手の発達を促すのにも最適です。
握るのが楽しくて一人で遊んでくれることも多く、ママにも嬉しいアイテムです。
メロディーが流れるものやパペットはあやすのに最適
ぐずったときや機嫌が悪いときに活躍するのが、メロディーや音が流れる機能のあるものや、大人が手を入れて動かすことの出来るパペットタイプのもの。
音や動きに反応して泣き止むことも多いので、夜泣きのときにも活躍してくれます。
知育ぬいぐるみは発育を促すのにぴったり
色や音、手触り、仕掛けなどの工夫があるものは、乳児の五感を刺激し発達を促します。
お家での遊びに活躍するほか、ベビーカーやベビーシートに取り付けられるものもあります。移動中のご機嫌取りにも役立つことが多いアイテムです。
どうぶつやキャラクターのものは、赤ちゃんにとってのお友達に
産まれてすぐの乳児は「顔」に反応します。可愛らしいどうぶつや見慣れたキャラクターのものは、新生児のうちは手触りの良いおもちゃとして、大きくなってきたら安心するお友達のような存在になるでしょう。
赤ちゃんがどうぶつやお気に入りのキャラクターを大切そうに抱っこしている様子は、ママにとっても癒し効果が高いですね!
素朴な魅力のハンドメイド!
手作りのものもおすすめです。自分で作ったものなら赤ちゃんにあげても心配のない素材を選ぶことができますし、ハンドメイドのものをインターネットやバザーなどで購入することもできます。
ひとつひとつ手作りのため、全く同じものが存在しないということのもハンドメイドの魅力ですね。
乳児のぬいぐるみ選びのポイント
乳児のために選ぶときはどんなことに気を付けたらよいのでしょうか。
迷った時に選ぶ基準となる点について、詳しくご紹介します。
手触りが良く、肌に優しい素材を選ぼう
皮膚が薄く、柔らかい乳児の肌でも傷つかないように、できるだけ手触りや肌触りの良い素材を選んであげましょう。手触りの良いものは赤ちゃんも気に入ることが多く、長く遊んでくれるポイントにもなります。
オーガニックコットンもおすすめ
肌への影響を考えるなら、安全に配慮されたオーガニックコットンのものを選ぶのもおすすめです。布地の他、染料もオーガニックにこだわった商品も選ぶことができます。
小さな手でも持ちやすい大きさを選ぼう
幼い子どもが大きなぬいぐるみと戯れている様子は可愛らしいですが、初めてのおもちゃとして選ぶなら、乳児が遊びやすいよう、小さな手でも持ちやすいサイズのものを選んであげましょう。
あまり大きすぎるものはまだ力のない赤ちゃんでは持って遊ぶことができません。赤ちゃんが成長してきたら、徐々にサイズを大きくしてあげるのも良いでしょう。
安全性に配慮されたものを選ぼう
赤ちゃんが遊ぶものは、安全性に配慮されているかどうかを気にすることが大切です。具体的には以下のような点に着目しましょう。
安全基準をクリアしているかチェックしよう
産まれたばかりの乳児は、おもちゃを触るだけでなくなめたり噛んだりと口に入れることも良くあります。第三者機関によって認められたものは、安全性に配慮されていると判断できる目安になるでしょう。
有名なものでは、日本の安全基準マーク「ST(セーフティ・トイ)」や、欧州の安全基準マーク「CE」などがあります。これらのマークがついているものであれば、品質面には問題ないでしょう。
細かいパーツを使っていないかチェックしよう
赤ちゃんに渡すなら細かいパーツがないものが安心です。目や鼻はビーズ・ボタンなどではなく刺繍のものを選ぶなど、なめたり引っ張ったりしたときに取れるようなパーツがあるものは避けましょう。万が一パーツが取れた時に誤飲してしまうと、非常に危険です。
また、手足や首に引っかかる恐れのある紐や、落ちやすいラメなどの装飾があるものも避けましょう。赤ちゃんに渡すおもちゃは出来るだけシンプルなものがおすすめです。
洗濯できるものを選ぼう
赤ちゃんは手にしたものをなんでも口にしてしまいます。よだれや吐き戻しなどで汚れてしまう可能性もあるため、洗えるものを選んでおくと良いでしょう。手洗いを推奨していることが多いので、洗濯機で洗えるものを選ぶとお手入れも楽です。
こまめに洗えるものは清潔に保つことができるので、長く遊んでほしいものは洗えるかどうかにも注目してみてください。
乳児のぬいぐるみ遊びのメリットは?
ぬいぐるみの多くは「生き物」を形どったもの。赤ちゃんにとってもただのモノではなく、成長するにつれて親しみの持てる相手として扱う場面も見られるようになってきます。
乳児期を経て大きくなってくると「ごっこ遊び」などに発展します。相手の気持ちを考えることで、想像力や思いやりなどを学ぶことにも繋がります。ぬいぐるみに親しむことは、やがて成長する心を育てることにもなるのです。
育児の心強い味方になることも!
育児を助けてくれることもあります。少しの間親に代わって赤ちゃんの相手をしてくれていたり、触れていることに安心してよく眠ることができます。
もう少し大きくなってきたら、ママの言うことは聞いてくれなくてもお気に入りのどうぶつやキャラクターを通せば素直に聞いてくれるなんて場面も出てくるでしょう。子どもだけでなく、親を助けてくれることもあるのです。
ぬいぐるみは男の子、女の子関係なく遊べる?
女の子が好むものと思われがちですが、産まれたばかりの赤ちゃんにはまだ「男の子らしさ」「女の子らしさ」という考え方はありません。男の子でも手触りが良く親しみやすいものなら好んで遊んでくれますし、女の子と同じようにお気に入りのアイテムになります。
大事なのは赤ちゃんが気に入るかどうかです。男の子か女の子かは気にせず、興味の持てそうなアイテムを選んであげるのが良いのではないでしょうか。
いつからいつまで遊べる?
ぬいぐるみは新生児の頃から幼児になるまで長く遊べるおもちゃです。
成長するにつれて遊びやすいサイズや種類は変わってきますが、小さい頃にプレゼントされたものを大事にしているお子さんは多いものです。
子どもの頃に遊んでいたものを今も大切にしているという大人の方もいるのではないでしょうか。
ぬいぐるみは、子どもも大人も大好きなおもちゃのひとつです。
プレゼントにも最適!
出産のお祝いとして選ばれることも多いです。
種類も豊富なので、大きすぎないものなら複数あっても困らないのが嬉しいポイントですね。
ここではプレゼントとして考えている方に向けて、喜ばれるものや、価格帯について詳しくご紹介します。
喜ばれるぬいぐるみは?
冒頭で紹介した赤ちゃん向けのぬいぐるみの他に、産まれた時の赤ちゃんの体重と同じ重さで作られた「ウェイトドール」というものがあります。記念になるため、出産祝いとしても人気です。
赤ちゃんのためというより、出産を終えたママのために選ばれることが多いです。出産した方が好きなキャラクターで作るのも喜ばれるかもしれませんね!
出産祝いのぬいぐるみの価格はどのくらい?
出産祝いとして送りたいけれど、どれくらいの価格のものを送ればいいかわからないという方も多いかもしれませんね。
関係や立場により出産祝いの相場は変わってきますが、新生児にあげるのに最適なアイテムにはそれほど高価なものはありません。赤ちゃん向けに喜ばれるものの価格帯としては1,000円~3,000円程度です。それだけでは寂しいと思ったら、他に喜ばれる商品と組み合わせてプレゼントするのもいいかもしれませんね。
ウェイトドールは基本的に全てオーダーあるいはセミオーダーとなるので、価格は少々跳ね上がってきます。注文を受け付けてくれるお店によって異なりますが、ウェイトドールの価格帯は10,000円~20,000円程度になります。グループや家族など、複数人からのお祝いとしても良いでしょう。
乳児が笑顔になるぬいぐるみ!
赤ちゃんの初めてのおもちゃとして最適なぬいぐるみ。
扱いやすく安全なものを選べば長く遊んでくれる赤ちゃんの良いパートナーになります。
皆さんもぜひ、赤ちゃんが喜ぶものを見つけてあげてくださいね!