出産準備はなるべくミニマルに!必需品だけのベビー用品リスト

妊娠・出産

これから出産をひかえている妊婦さんは、コロナ渦の中、自分だけではなく赤ちゃんのためにも神経をすり減らして体を守ってきましたが、出産時にもコロナの荒波を感じることだと思います。

普段なら出産をご主人と迎えることができたり、入院中のお洗濯やベビー用品などのお買い物も頼めたりしますが、現在は難しいかもしれません。

ベビー用品を揃えようとすると出費もなかなか大きくなります。

自分一人で運べる荷物のサイズ感や、コロナ渦での出費のボリュームを考えると、できる限りミニマルにまとめておく方がいいでしょう。

出産する産院選びから勝負

出産できる産院は、地区によっては選べないこともありますね。助産師さんの数や産科のドクターの数はあまり多くないので仕方のないことかもしれませんが、普段の検診から信頼できる助産師さんがいたり、信頼できる先生がいるところでなければいけません。

ベビーと自分の命を、出産という大舞台で預けることができる信頼感がなくてはなりません。

また、出産費用に関しても産院や土地柄によって大きく違いますが、平均して46万程度です。かなり高額ですし、出産育児一時金より大きく上がってしまうことがほとんどです。

ですが、出産分娩費が高くても用意するベビー用品が少なくて済むという産院もあります。入院中に使うベビー服や、ミルクやおむつなどの消耗ベビー用品の準備が一切いらないなどの産院もあります。本当に小さい新生児時代のベビー服などはたくさん買っても使い切らずに終わってしまうこともあります。

産院を選べる地区にいる人は、安心して出産できる産院であり、ベビー用品不要などの細やかな対応が行き届いている産院であるかも調べるといいでしょう。

出産で本当に使うママの必須用品

消耗品などの用意が必要ない産院だとしても、ママの入院準備は必要です。

マタニティショーツ、マタニティブラジャー、前開きのルームウェア、お泊まりセットなどです。悪露用ケア用品、母乳ケア用品などもママ用品の一部で用意しなければいけないこともあります。お泊まりセットも、携帯の充電器は必須ですが、メイク用品は今は来客が産院に入れないことの方が多いので必要ないかもしれませんね。

前開きのパジャマやルームウェアは1つは絶対に必要です。授乳にも面倒がないですし、めくり上げることで寒くもなりません。季節によってはママ用の寒さ対策も必要でしょう。2着あれば大丈夫です。

マタニティショーツも2枚は必要です。最低2枚ですが心配なら3枚あってもいいでしょう。出産する時に履いてから、ママが痛みによって体の動きが悪い間は検査の時に助産師さん達がサッと開けて診やすいので手間が減り、人によっては退院ギリギリまで使います。ですがそれ以降は使うことはありませんので枚数は必要ありません。

マタニティブラジャーは、普通のブラジャーでも大丈夫ですがどんどん上がる胸のカップ数に合わせて買い換えるのであれば、1枚あってもいいでしょう。

あると便利なママケア用品

産院指定の準備用品以外にあると便利なのは、むくみケア用品です。

産後、痛いほど浮腫むことがあります。目まぐるしくママの体が変化する出産後は、水分の代謝がうまくできなかったり、産院のご飯の塩分が多かったりするとむくみやすいので要注意です。産後はお風呂にもしばらく入れず、体の循環を効率よく促すことができないので、むくみをケアしてあげる必要があります。

ベビー用品は厳選して持ちこもう

入院準備で必要なベビー用品は、ガーゼハンカチと退院着、おくるみなどが基本で、後は産院によってはベビー肌着、おむつやお尻拭きなどになります。

ある程度用意してくれる産院でもガーゼと退院着は必ず必要です。おくるみは、実際におくるみとして使わなくても、助産師さん達に預ける時にそれぞれの赤ちゃん達を区別するのにとても有効です。なので派手で可愛いものを選ぶのが吉です。

ベビー肌着は季節によって追加あり

肌着が必要なこともあると思います。短肌着、長肌着、コンビ肌着などありますが、入院中は長肌着がおすすめです。冬ならばさらにベストのようなものがあってもいいかもしれませんが病院なので基本的に空調は微調整もできます。ですので入院中はあまり寒さや暑さに悩まなくて済みますね。

入院中の赤ちゃんはまだ動けないため、肌着がはだけたりしないので長肌着で十分です。最低3枚、多くても5枚であれば安心です。

ベビー肌ケア用品も入院中は必要なし

赤ちゃんの肌に関して関心の高い妊婦さんもいると思います。赤ちゃんは生まれたての時は胎脂という白い油分が付いていて出産後2週間程度は守られています。乳児脂漏性湿疹などが出るのはその後です。

ベビーパウダーや化粧水なども、入院中赤ちゃん達は毎日沐浴するわけではないのでまだ必要ありません。退院後に必要になるので入院準備品には入れなくてOKです。また、病院では授乳トラブル用品として馬油のクリームなども置いてあったりします。これは当面のベビーの肌トラブルにもとても便利なので産院においてあれば購入しましょう。

ベビーでいる時間は短い!60cm以下のベビー服

妊婦期間の楽しみの一つにベビー服の準備がありますが、サイズが小さくてとても愛らしいですよね。

でも服の枚数はとても悩むところです。漏れたり濡れたりすることも考慮して、60サイズの肌着は5、6枚もあれば十分です。お出かけ着に至っては必要ないかもしれません。新生児のお出かけは1ヶ月検診や2ヶ月検診以外ではあまりありません。コロナもありますし、お母さんの体調も考えるとあまり出かけるすることはお勧めできませんので必然的におうち着がメインになります。お出かけできるようになるのは半年くらいからでしょうから、その頃にはだいたい70サイズになっています。

ベビーのお出かけ服は本当に可愛いですが、70サイズから揃えることをおすすめします。

出産してからの買い物は本当に大変

お母さんの体の面で考えると、産後に無理は厳禁です。ちょっとのお買い物でもどっと疲れがきます。

寝る、お世話、寝る、くらいの気持ちで過ごして欲しいですし、横になりすぎて体が痛くなるなら少しずつ体を動かすようにして、ちょっとずつ体の感覚を取り戻していくべきです。ここで無理をして家事育児を完璧にこなそうとするのではなく、家事をなるべく手抜きできる仕組みを作っておくことが大切です。

掃除ならルンバを導入、食事なら宅配スーパーの登録、お洗濯は全自動の導入など、赤ちゃんのグッズを揃えることよりも赤ちゃんと自身の体の回復に注力できる環境づくりに投資すると、精神的にも穏やかに過ごすことができます。

出産後は、寝具と沐浴の用意

退院した後の追加準備は、消耗品の追加と寝具と沐浴用品です。

寝具は、後々保育園などに入るつもりならば持ち運びやすいものを用意するといいでしょうし、その予定がない場合は親の寝具にバスタオルなどでベビーソーンを作るだけでも十分です。ベビーベッドは1人で寝かせる場合は必要ですが、ベッドの高さを変えられるものの方が使い勝手がいいでしょう。

沐浴は、一緒の浴槽に入れるまでの約1ヶ月間使います。折りたたんで置いておけるソフトバスや、卵のような形のベビーバスは親も使いやすいです。子供達が大きくなってから、汚れた靴を漬けておいたりするのにも使えるので、長く置いておくことを想定してデザイン性の高いものを選ぶのもいいでしょう。

最後に

赤ちゃん用品の用意はとても楽しいものですが、どういう風に使うのか想像したり、または後からも使えるのかも検討し、本当に必要かどうか見極めると出費も抑えられ、家のインテリアがベビー色に染まりすぎることも阻止できます。

赤ちゃんの時間はとても短いですが、子供達の記念にできるほど愛着の湧く道具だけを揃えられるといいですよね。

 

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