子供服の寄付で暮らしにエシカルを取り入れる

ライフスタイル

子供の成長は早いものです。買った服がすぐに小さくなり着られなくなりますよね。着られなくなったけれど服そのものはどこも傷んでなくて捨てるのは何だかもったいない。そんな風に感じられる方も多いのではないでしょうか。

日本で毎年捨てられる衣類の量は約100万トン。服が小さくなったら新しいものを買い、着られなくなったものを捨てる。そんなサイクルのために毎年たくさんの無駄な廃棄が生まれています。着られなくなった子供服を寄付することで無駄な廃棄を減らせますし、その子供服を本当に必要としている人々へ届けることができます。また方法によっては、ワクチンなど別の形で発展途上国の人々を支援することにもつながります。捨てるのはもったいない。その子供服、もっとエシカルに処分してみませんか。

子供服の寄付

私たちが捨てようかどうか迷っている服を、日本だけでなく世界中に必要としている人々がいます。捨てずに寄付をしてみませんか。寄付には様々な形があります。その流れと注意点をまとめてみました。

寄付の流れと注意点

寄付の流れ

1.寄付を募っている団体に申し込みをします。

2.服を段ボールに詰め、団体宛の伝票を張って集荷依頼をします。持ち込みができる場合もあります。

段ボールは自分で用意するパターンと寄付を募っている団体から購入するパターンがあります。団体から購入する場合は段ボール箱代が必要となるため無料で寄付をすることはできません。

3.集荷に来た業者へ段ボールを渡します。

注意点

寄付というと子供服を無料で誰かにプレゼントするという印象を持ってしまいますが、多くの場合何らかの形でコストが発生します

基本的に子供服を送る送料は自己負担になります。直接持ち込める団体でも海外への送料を負担しなくてはならない場合もあります。

また不要な服は何でもかんでも寄付できるわけではありません。食べこぼしのシミが目立つもの、破れているもの、穴が開いているものなどは受け付けてもらえません。

受け取って次に着る子供が気持ちよく着られる状態のものを寄付しましょう。

おすすめの子供服寄付団体

1.こども服みらいファンド

不要になった子供服を「こども服みらいファンド」を通じて寄付することで、服の査定額が「子供の未来応援基金」に寄付され、子供の貧困対策支援に利用されるというもの。内閣府等が推進しています。

方法は、まず発送キットを申し込み、段ボールに衣類を詰めて発送するという簡単なもの。発送する際の送料はこども服みらいファンドの提携会社が着払いで対応してくれるため個人で負担するものはありません。

2.セカンドライフ

不要になったものを国内外でリユース・リサイクルしている団体。引取料金の一部を発展途上国の子供たちへのワクチン募金にしています

方法はネットから申し込みをし、伝票が届いたら自身で用意した段ボールに貼りつけ発送します。寄付には箱のサイズによって料金が必要となります。料金には配送料とワクチン募金が含まれています。

3.いいことシップ

不用品を段ボールに入れて送ると、その品物を販売して得た現金を子供たちを支援する団体へ寄付する団体です。

方法は、不用品を段ボールへ入れ梱包し、伝票に希望の寄付先を記入して集荷センターへ依頼するという手順です。

事前の申し込みは不要ですが、送料は自己負担となります。直接持込みにも対応しています。

4.日本救援衣料センター

世界の貧困地域や紛争地、災害が起こった地域などへ衣料を寄付する活動をしている認定NPO法人です。

方法は、不要となった服を段ボールや紙袋に詰め、元払いで発送。その後に届く払込取扱票で海外輸送費を振り込みます。

送料は自己負担。また海外輸送費の負担も必要となります。

5.ECO Trading

寄付された不用品を国内外のリサイクルショップへ販売し、現地の生活に役立てたり、売り上げの一部を現地の孤児院や国内NPO団体へ寄付している団体。直接孤児院などへ品物を届けたりもしています。

方法は、段ボールに詰めて送るだけですが送料は自己負担となります。

寄付以外の方法で役立てる

不要になった子供服、捨てるのはもったいないけど寄付するのは何だか大変そう。そんな時は、他の方法で誰かのために役立ててみてはいかがでしょう。

知人などに譲る

近所のお子さんや、ママ友、親戚などの知人に使えそうなものを使ってもらうのもひとつの方法です。子供服はすぐにサイズアウトしてしまうので、買い替えるのが大変と思っているお母さんも結構いると思います。ただ好みもあると思うので、無理強いせずに相手に使えそうなものを選んでもらうなどの気遣いを。

アパレルショップに持ち込む

ユニクロやGUでもリサイクルボックスを設置しているので、そちらに持ち込むのも良いですね。ただしリサイクルの対象になるのはユニクロと、GUの商品のみです。

H&Mにもリサイクルボックスがあります。こちらはどのブランドの商品でも、またどんな状態のものでも対象となります。

地域の自治体が主催している古着回収に出す

一番身近で簡単なのは地域の古着回収に出すという方法です。お住まいの地域で一度確認してみてはいかがでしょう。

寄付した子供服が誰かを笑顔にする

寄付や古着回収、アパレルのリサイクルボックスなどに出された不要な子供服は、そのまま他の誰かの役に立ったり、換金されて他の誰かの役に立ったり、新しい衣類として生まれ変わり環境に役立ったりします。自分だけでなく、環境や社会に配慮する子供服の寄付はエシカルな活動と言えるでしょう。

エシカルとは

エシカルとは、人や地球環境、社会、地域に配慮した考えや行動のことです。日本人が大切にしてきたおもいやりやおたがいさまの精神はエシカルの理念に通じるものがあります。

私たちが購入する商品は、どこかで誰かが作り、運んできてくれたもの。普段何気なく購入している子供服が、社会や環境に負担を与える生産や廃棄をしていることがあります。大量生産大量消費のファストファッションも多くの犠牲のもと生産されています。なぜ安いのでしょう。劣悪な環境の下、低賃金で働いている人々、子供たちがいるのが現実です。

買った子供服、着られなくなってもったいないから寄付しよう。それはエシカルな活動です。しかし、もう一歩踏み出し、子供服を買う時に「誰が、どこで、どうやって」作ったものか意識することも大切ではないでしょうか。私たち消費者が何を求めるかによって企業の生産の在り方も変わってきます。私たちがエシカルを意識して物を購入することは人や環境、社会に影響を与え、社会を変えていくことができるのです。

エシカルファッションブランド

エシカルファッションとは、「環境を破壊しない」、「労働者から搾取しない」というエシカルな考え方に配慮して生産された人と環境にやさしいファッションのことです。

最後にエシカルファッションブランドをご紹介します。

パタゴニア

アメリカのアウトドア衣料品ブランド。創業以来一貫して環境に与える負荷を最小限に抑えた生産を行っています。ペットボトルなどを使ったリサイクル素材を多用し、コットンは100%オーガニックを使用。自然環境の保護、回復のために売り上げの1%を米国内外の地域で活動する草の根環境保護団体へ寄付しています。

H&M

リサイクルボックスで回収された衣類を分類。着ることができなくなった衣料品のうち30%はリメイクコレクションに使用されたり清掃用品に作り変え再利用されます(リユース)。まだ着られる衣料品は古着として再販売(リウェア)。リユース、リウェアに適さないものは新たな繊維や素材へとリサイクル処理されたりします(リサイクル)。得られた過剰金はすべて繊維リサイクルの研究機関や社会活動に寄付されます。

ファーストリテイリング(ユニクロ・ジーユー)

全商品リサイクル活動という古着回収サービスで、世界の難民キャンプや被災地を支援。回収された服の約8割はまだ着られる状態ですが、支援に適さない服は廃棄物固形燃料としてリサイクルされます。また、この活動を次の世代へつなげるため、スタッフが全国の学校で服と難民問題をテーマにした出張授業をするという社会貢献も行っています。

リジェール

プロヴァンス地方の豊かな自然にインスピレーションを得て、自由な子供たちに寄り添った服作りを目指す子供服ブランド

生産在庫の過多、ブランド側からのキャンセル等で通常廃棄される高品質のテキスタイルを独自のルートで利用。生産途中に出た多少の色むらやロットぶれを許容することで生産者を守り、リーズナブルな価格で提供をしています。

プチミグ

アパレル業界において課題となっている「アパレルの廃棄」をゼロとするエシカルな社会の実現を目指す子供服ブランド。大量生産は行わず、人と地球にやさしいビジネスサイクルを行っています。商品とならなかった子供服でも一定の管理基準を満たしていれば、それを本当に必要としている世界の子供たちへ届けます。また売上金の一部をユニセフなどへ寄付しています。

キッズアパレルブランド|PETITMIG(プチミグ)
日本発の” PETITMIG(プチミグ)”のお洋服は、北米の小さな町に住む子供達をモチーフにデザインされております。全てのお洋服は、百貨店ブランドと同じ工場で生産、一つ一つ職人の手によって縫製。D2C販売モデルによって 『高品質でお求めやすい価格』を実現しております。

少しずつできることからはじめよう

子供服を寄付しようと考えるのは、「もったいない、まだまだ他の人の役に立てるはず」という思いが根底にあるから。その考え方自体エシカルだとは思いませんか。近年エシカルやサスティナブルといった言葉をよく耳にするようになりましたが、実はその考え方はずっと昔から私たちの中にあるもの。

何かを購入する時、また捨てる時に一呼吸おいて少し考えてみましょう。

それは本当に必要なのか、どんな環境で作られたのか、本当に捨てる以外方法はないのか。一人一人が意識し、できることを少しずつ生活に取り入れることで、環境や社会に良い影響を与え、世界を明るく変えていくことができると良いですね。

 

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