子供の習い事、何を習わせるか悩んでいませんか?
子供の才能を開花させる習い事をさせたいと考えるママやパパも多いと思います。
幼い子供の頃から、身体能力の成長が著しい男の子。そんな男の子には、どんな習い事がおすすめなのでしょうか。スポーツ系の習い事?それとも学習系の習い事?
今回は男の子を育てるママやパパに向けて、男の子の習い事の選び方や子供の習い事人気ランキングをお伝えします!
男の子の習い事、いつから始める?
子供の習い事、まず悩むのはいつから始めるかという点です。
ベビースイミングは0歳から始めることができ、幼い頃から水への恐怖心を払しょくできるメリットがあります。加えてママも一緒に参加するので産後ママの健康にもいいと言われています。0歳から始める幼児教室も増えてきています。
母子分離が可能になる3歳以降はさらに選択肢が増えます。体操やサッカーなどスポーツ系のほか、英会話や幼児教室、通信教育、ピアノなどの学習系も人気です。
そして小学校に入るころには、子供自身が選べるように。「お友達が通っている教室に行きたい」「サッカーをやってみたい」など自分の意思を持てるようになります。野球、剣道、空手などルールや作法が難しいものでも理解できるようになります。
男の子の習い事を選ぶ注意点は?
選ぶときに注意したい点もあります。
まずは費用のこと。あまりに高額な費用がかかってしまうと続けることが難しくなってしまいます。スポーツ系では週に1日通うケースで、5000~8000円ほどが一般的。独自の学習法を持つ幼児教室などでは月数万円というところも…。本当に通わせたいのか、続けられるのか、費用は予算内かをしっかり考えて選びましょう。
次にスポーツ系では、けがをしやすいということも理解しておかなければなりません。サッカーや野球など集団でプレーするスポーツでは、子供同士が接触し、大きなけがになることもあります。ボールの扱い方に慣れていないと、突き指をしたり、目などにボールが当たり危険なこともあります。プレーに集中するあまり、周囲が見えなくなってしまわないよう、言い聞かせましょう。
そして親の負担があるかどうかも重要です。送り迎えが可能な場所や時間帯であるかをまず確認しましょう。そして家での宿題はあるのかも重要。両親が仕事をしている家庭では、自宅でやらなければならない課題は負担になるケースもあります。スポーツ系ではユニフォームの洗濯も実は大変。ドロドロになったユニフォームの洗濯は手間がかかるので、心の準備が必要です。
子供に人気の習い事ランキング
では、気になる人気ランキングを見ていきましょう。
3歳から小学生までの男女を対象にした調査結果です。
1位 水泳
2位 学習塾
3位 ピアノ
4位 英会話
5位 習字
6位 体操・新体操
7位 サッカー
8位 そろばん
9位 ダンス
10位 テニス
男の子におすすめの習い事は?
先ほどの調査では、水泳が1位でした。
スイミングは0歳から始められるので、習い事のデビューとして選ぶ家庭も多いです。小さなころから水に慣れておけば安心ですよね。そして3歳を過ぎれば、親の同伴なく、子供だけで実践的な泳ぎの練習が始まります。
1位の水泳、メリットは?
日常的にプールに入れる環境は、身体能力の向上にも大きなメリットがあります。
スイミングは全身を使う運動なので、体全体の筋力を鍛えることができます。そして、ある程度泳ぐ技術があれば、川や海で万が一溺れてしまうようなことがあっても、助かる可能性が高くなるのではないでしょうか。
スイミングは比較的けがのリスクが低いのもメリットの1つです。他の子と接触する可能性も低いですし、血が出るようなけがをする可能性も低いですね。
月の費用は6000~8000円ほど。スイミングスクールによっては、指定のカバンや水着、帽子などを購入する必要があるスクールや、進級するごとに帽子を買い替えないといけないシステムのスクールも多いです。
次いで学習塾がランクイン
男女のランキングでは、2位は学習塾、3位はピアノでした。
2位がスポーツ系でないのは少し意外な印象もありますが、学習塾やピアノに通うメリットはたくさんあります。
小学生以上では学習塾に通わせる家庭が増えてきます。低学年では学校の授業を先取りで理解できるというメリット。高学年になると私立中学の受験のために通わせるご家庭もあるようです。受験のための塾は高額な場合も多く、年間で100万円かかるというところも…。
学習塾の費用は幅が広く、月5000円~数万円。別途テキスト代や試験代などが必要なこともあります。
男の子にもピアノが人気
ピアノは女の子に人気と思われがちですが、男の子にも人気です。
早くて3歳ごろから始められる教室があります。幼いころに始めると音感やリズム感が身に付きます。リズム感はダンスやスポーツにも活きる大切な力ですね。またコツコツと練習を重ねる体験ができます。ピアノは急に弾けるようにはなりません。家でしっかりと練習を積み重ねて弾けるようになり、先生に褒められるという好循環を体験できれば、今後の学習にも活きてきます。
レッスン代は大手の音楽教室では8000~10000円。個人教室では5000~10000円ほど。そのほかに入会費や教材費がかかったり、自宅の練習用にピアノを買ったりする費用も必要です。発表会がある教室では、参加費や衣装代がかかることもあります。
子供の習い事、続けるためのポイントは?
もちろん個人差があるのですが、精神的な成長の早い女の子に比べ、男の子は精神的に幼いケースも。
うまくいかなかった時、自分の気持ちを表現できず、「もう行かない!」などと投げやりになってしまうことがあるかもしれません。親の希望を押し付けるのではなく、しっかりと子供の様子を観察し、うまくいかない原因を探してあげましょう。
また、男の子は好奇心旺盛で移り気とも言われます。しかし工作などに夢中になると、かなり長い時間集中できることはありませんか?習い事を始めたばかりの時期は集中できなくても、ふとした瞬間に夢中になれるタイミングが来るかもしれません。親は焦らず、見守るという姿勢も大切です。
子供の能力を伸ばすコツは?
ポイントは2つあります。
まず1つめはしっかり褒めること。「少し長く泳げた」「コーチに褒められた」「新しい曲を弾けた」など少しの成長も見逃さず、たくさん褒めましょう。
そして2つめは行きたくない時は無理強いしないこと。その子が行きたくないと言ってきたら、なんで行きたくないのか聞いてください。体調が悪い、嫌な子がいる、うまくできないなど色々な理由があると思います。解決策を探り、それでも気持ちが変わらなければ、休んでしまうのも1つの方法です。
子供のやる気を大切にしよう!
好奇心旺盛な男の子。色々なことに興味を持てるゆえに、習い事選びに悩むかもしれません。
そんなときは無料で体験できるスクールもあるので、参加してみてやる気を持てるか確認してみてはいかがでしょうか?その子をよく観察し、性格や興味に合った習い事を選びましょう!
子供の視野を広げるメリットも!
習い事で大切なのは、子供自身が楽しい時間を過ごし、成長することです。
保育園や幼稚園、小学校ではできない経験をすることで、視野が大きく広がります。
初めての経験、新しい友達や新しい先生。子供はどんどん自分の世界を広げていきます。
親は技術を得ることや結果を出すことを重視してしまいがちですが、その子にとっての新しい発見や経験自体がプラスであるととらえ、見守っていきましょう!