子供に習い事は必要?幼児期の習い事のメリットとは?

教育

幼児期の子供を育てているママやパパは、子供に習い事をさせて、子供の才能を見つけてあげたいと思う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

幼児期から習い事を始めた方がいいのか、幼児期の習い事にはいくらかかるのか、そもそも本当に幼児期に必要なのか、わからないことも多いですよね。

そんな悩めるママやパパ必見!幼児期の子供の習い事についての情報をご紹介します。

子供の習い事は幼児期に始めるべき?

最近では、ベビースイミングやリトミックなど0歳から始められるものがどんどん増えています。

赤ちゃんの場合は、親も一緒に参加するタイプのものが多いです。

そして母子分離で参加することができるようになる3歳以降は、さらに種類が増えます。このタイミングで習い事を始めるというご家庭も多いです。

そしてさらに成長して小学校に入る頃には、スイミング、体操、サッカー、ピアノなど子供が興味を持ち、自分で何を学ぶか選べるようになります。

幼児期の子供の習い事にかかる費用は?

習い事をさせようとした時、費用はとても重要ですよね。

今後の教育費も貯めていなければならない時期なので、費用が高いものは続けにくいです。

幼児期は毎日通うのは難しいかと思うので、多くても2つくらい通うという方が多いのではないでしょうか。

種類にもよりますが、スイミングや体操、バレエなどスポーツ系なら5000~8000円ほど。2つ通わせても10000円強といったところです。1つのスポーツクラブで2つのコースを通うなど、工夫すると安くなるケースもあります。

子供の習い事のメリットは?

幼児期に習い事をするメリットは、実はたくさんあります。まずは視野が広がること。

子供は常に「なんで?」と大人に質問をしていませんか?このように好奇心旺盛な時期なので、習い事の場では、保育園や幼稚園では経験のできないことを知るきっかけになります。園とは違う友達と関わることもでき、どんどん視野を広げることができます。

そして集中力が養われることもメリットの1つ。

1つのことに集中して取り組む経験は、精神力を鍛えることにもつながります。

また、子供の得意分野を親が把握し、伸ばしていけるということもメリット。

体操やスイミングなら幼いころから身体能力が高められたり、英語の発音は小さいうちに習得するほうが楽だったりします。子供の特長を把握すれば、得意分野をさらに強化していくことができますね。

幼児期の習い事のデメリットは?

万が一嫌がった場合、親が無理やり続けさせると、やる気を失わせることがあります。

強制的に習い事をさせてしまうと苦手意識を持つという可能性も。興味や性格を見ながら、その子に合ったものを選ぶことが大切です。せっかくお金をかけたのに、逆効果になってしまってはとても悲しいですよね。

成長すると差がなくなるケースも。暗記するタイプの勉強を早くからやっていた場合、幼いころは周囲から一歩先に進めますが、中学生や高校生になると差がなくなってしまったということがあります。幼児期に記憶力が秀でていても、成長するにつれて差がなくなっていくかもしれないと理解しておくようにしましょう。

必ず成功するもの?

幼児期に始めたからといって、必ず才能が開花するとは限りません。

その子の持つ能力や興味と、習う内容の性質が合致すればすぐに結果が出るかもしれません。そして、すぐに結果として見られなくても、後々才能が花開く可能性もあります。

その習い事において目立った活躍ができなかったとしても、子供にとってプラスになっていることもあります。例えば、幼いころから習字を習っていた子は大人になっても字が綺麗だったり、そろばんを習っていた子は暗算が得意だったりします。そんな風に生涯、その子にとってプラスの能力となる可能性もあるのです。

幼児期に得た能力、これから活きる?

幼児期にはさまざまな経験をさせることが大切と言われています。習い事などの経験を増やしてあげることで、自分の好きなものは何か、興味を持てるものは何か気付くきっかけも増えるのではないでしょうか。

人間の基礎となる言語能力や運動能力、音感、色彩感覚などは普段の生活を通じて得ていく能力です。それにプラスして、習い事を通じた体験から得られる能力もあるのです。例えば、「ピアノを習ったから音楽が好き」「水泳を習ったから水は怖くない」など、子供の人生にとってプラスになる能力を身に着けれらる可能性も大きいですね。

選び方のポイントは?

選ぶポイントは、子供の好きなこと・子供の将来・親の負担の3つです。

「好きこそものの上手なれ」という言葉もあるように、子供の興味関心のあるものを選びましょう。本人のやる気もアップし、上達も早く、さらに楽しくなるという好循環を作ることができたら最高ですね!

子供の将来の成長を想像できるものを選びましょう。「人前でピアノを弾けるようになってほしい」「溺れないように最低限の泳ぎを習得してほしい」など目標を持ち、楽しく通える場を選びましょう。さらに上達し、周囲から認めてもらえると自覚することができれば自信を持って続けることができるのではないでしょうか。

そして実は重要なのが親の負担。金銭的な負担や送迎の負担が重いと続けることが難しくなってしまうかもしれません。親の都合で通うのをやめさせるのはつらいですよね。費用や距離、時間など通いやすさをしっかり考えて選べるといいですね。

幼児期の人気ランキング

では、実際にはどんな習い事が人気なのでしょうか?

小学生以下のランキングは次の通りです。

1位 水泳

2位 英語・英会話

3位 ピアノ

4位 書道

5位 学習塾・幼児教室

6位 体操

7位 サッカー

8位 そろばん

9位 その他のスポーツ

10位 ダンス/空手

※参照:出典元 株式会社リクルートマーケティングパートナーズ

子供に人気の理由は?

先ほどの調査によると、小学生以下の人気ランキング1位は水泳です!

習い事をしていると回答したうちの4割が水泳を習っているという結果です。未就学児のみのランキングでも1位は水泳。断トツの人気と言っても過言ではないですね。

水泳を始めた理由は「学校の授業だけでは不十分」「身体の発達にいいと思ったから」「水への恐怖心を克服して欲しい」などさまざま。スイミングは全身を使うので、身体能力の向上や体力増進に効果があるといいます。周囲との競争心を芽生えさせる効果もあります。個人競技なので、本人が頑張ればその分結果が目に見えるため、やる気を持って取り組める習い事なのかもしれません。

また、水泳はプールという環境を与えないと経験できないのでスイミングに通うのは合理的です。加えて家でやらなければならない宿題がないという点は、親にとってもメリットです。

そして2位は英語・英会話です。

「将来に備える」という理由が多数。また「幼いうちに耳で聞いて覚えるのがいいと思った」という意見もありました。確かに、語学は早いうちに耳で覚えるのが良いという話はよく聞きます。グローバル化がどんどん進む時代。今、幼い子供たちが働く世代になるころには、今よりもっと英語が必要になっているかもしれません。そして、英語ができることで職業の選択肢が広がることは事実。英語や英会話が人気の理由が分かりますね。

子供に合った習い事を

「才能を開花させたい」「他の子より秀でたものが欲しい」などと親は期待してしまいますよね。

でも習うメリットは、上達することだけではありません。体力が向上したり、向上心が出たり、協調性を持てたりと、目に見える結果だけではないのです。

その子が興味を持ち、楽しく通える習い事を選びましょう。

そして将来につながる経験を増やしてあげてくださいね。

 

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この記事を書いた人
のん

現在小学5年生の息子と夫の3人家族。
令和3年1月に11年ぶりの出産をひかえています。
毎日喧嘩ばかりの母と子ですが、3人で過ごす残り少ない時間を大切に…と思いつつ怒鳴り声が響いているにぎやかな我が家です(^u^;)

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