子供に習い事させてよかったものとは?選ぶポイントは子供基準で

教育

子供に習い事をさせるのは義務ではありません。

しかし、通わせてみるとスキルも身につき、「習わせてよかった」と実感できるもの。

では、具体的に習い事をさせていてよかったと親が感じるのはどのような時なのでしょうか。

習わせてみたいけど、なにを選べばいいのか悩んでしまいますよね。

この記事では、習わせてみてよかった習い事や選ぶ時に気をつけるといいポイントをご紹介します。

小学生に習い事はさせた方がいい?

小学生になると習い事を始める子が増えます。

バンダイのアンケートによると、63.4%が何かしらの習い事を始めているという結果に。

子供の習い事に関する調査-バンダイ株式会社

必ずしも「習い事をさせなければならない」ということはありません。小学生でも習ったことがない子供も一定数います。とはいえ、習い事には予想以上のメリットが期待できます。

  • スポーツ系なら体力がつく
  • コミュニティが増え、刺激を受ける
  • 自信になる
  • 得意分野ができる

スキルを身につけられれば自信もでき、得意分野になります。今は、将来役に立つか分からなくても、それをやる上で身につけた社交性や協調性は大人になってから生きてくるでしょう。

子供に習わせてよかった習い事

数も多いし、どれを選ぶべきか悩みますよね。

続けられるのか、嫌にならないかも心配。習わせるにしてもスポーツ系なのか勉強系なのか、種類も豊富で決めかねてしまいます。

以下では「習わせてよかった!」という意見の多いものをご紹介します。どのような場面でよかったと感じたのでしょうか。

水泳

  • 体力がつき、健康で病気知らずになれる
  • 喘息が治った
  • 親が教えるのは大変だけど、泳げた方がいいと思うから
  • 高校でも水泳の成績が優秀で内申点アップ

「泳ぎができる」のは重要度が高く、習わせたいと考える親も多いようです。小学校の授業でも水泳は必ず出てきます。泳ぐことができれば授業でも褒められ、自信につながりますし、いざという時の助けにもなります。一生涯役に立つものになるでしょう。

習字

  • 集中力がつくし、字もキレイになれる
  • 字がキレイな男子は特に印象が上がるのでさせてよかった

習字は必要という意見はとても多かったです。やはり字が上手だということは社会に出てから役に立ちます冠婚葬祭で文字を書く場面はありますし、会社でも字が上手いだけでも好感度は上がるでしょう。

いざという時、基本が学べていれば上手に文字を書くことはできます。文字を上手に書くのはとても身近なスキル。大人になって「習っていてよかった」と実感できる習い事です。

音楽教室

  • 集中力、忍耐力、粘り強さが身につく
  • 楽譜が読めるので、音楽の授業が楽に感じられる

歌やピアノを学べる音楽教室は未就学児から習っている子もいますよね。リズム感覚や楽譜を読めるようになるなどのメリットがあります。

ピアノを弾くには努力や忍耐力も必要ですが弾けるようになれば達成感も生まれます。

そろばん

  • 算数が苦手だったのに算数全体が得意になった
  • 計算も頭の回転も速くなるから
  • 記憶力、集中力、情報処理能力など脳の土台作りにとても役に立つ習い事だと思う

そろばんも習ってよかったという意見が多い習い事です。

計算ができれば算数の苦手意識もなくなり、社会にでてからも暗算がスムーズにできると「賢い」「できる人」と一目おかれます。どのような分野においても計算が得意で損することはありません。

何歳から習い事を始めたのか

3、4歳から習い始める子供も多数いますが小学校に上がるとさらに増え、8割ほどの子供が習い事をしていると考えられます。

友達がやっていて自分も入りたいとせがんだり、自我が芽生えはじめた頃から徐々に増えていくのでしょう。

水泳は幼児期から人気ナンバー1

習い事で一番人気といえるのが水泳です。泳ぐことができるのは重要と考えている親が多いからでしょう。

水泳は、幼児からでお年寄りまでできるスポーツ。体が弱くてもできるので、喘息の症状が改善されるともいわれています。

泳ぐことが大好きな子供たちも楽しく体力がつくので、子供からも親からも人気があるのも納得です。

ダンスやバレエ教室も人気に

芸術系の教室も選ばれています。とはいえダンスは、男子よりも女子人気が高いようですね。

ダンスは女子、体操教室は男子と性別により好まれるものは多少異なるようです。

歌って踊るアイドルや動画でのダンス人気もあるためか、ダンスを習いたい子供が増えているのでしょう。

勉強系も選ばれている

学習塾も人気。とくに「そろばん」は習わせていてよかったという意見が多く、計算に強くなれるため人気が高いようです。また、公文などの学習塾も根強く人気。小学生でも勉強につまづけば苦手意識が生まれてしまうため、勉強系の学習塾を重要視する親も多いのでしょう。

親が習わせたい習い事は?

子供は自分の好きなものや興味のあるものを選びますが、親としては将来の役に立つものをさせたいと考え、水泳や英語、学習塾などの勉強や身になるものをすすめる傾向があります。

また、最近注目されているプログラミングを習わせたいと考える親も増えてきています。

習い事としてプログラミングはおすすめ?

プログラミングを始める平均年齢は10.7歳と、小学校3、4年生頃から始める子供が多いようです。

頭で考え、パソコンの操作もできる年齢だということでしょう。プログラミングの分野は今後求められるものです。子供のうちから学んでおけば楽しく知識を吸収でき、アプリやゲームを作る技術になります。

何が大事?習い事選びのポイント!

親がやってほしいものと子供がやりたいものは違う可能性があります。

何を基準に選べばいいのでしょう。大人から提案すべきなのか、子供のやりたいようにやらせればいいのか、親としても悩みますよね。

提案は親からする?子供から?

「親がさせたいもの」を嫌々習い続けるのは子供の負担でしかありません。

それは子供の成長を妨げることにもなりかねないので注意しましょう。

一番いいのは、自分自身で選択し、「好きなもの」をとことん追求する形です。好きなものなら楽しく続けられます。興味があり、性格にもあったものを見つけてあげられればいいですよね。

辞めるタイミングを決めておく

始めた後に「辞めたい」と言いだし、長続きしないタイプの子もいます。

反対に嫌々通い続けて「辞める?」と親が聞いても「辞めたい」と正直に言えず、ずるずる続けてしまうタイプの子もいます。

始めから、「何年生まで」「大会が終わったら」「何級になったら」と決めておきましょう

決めていたタイミングになったら、本人と辞めるかどうか話し合いをします。目標があれば「頑張って続けよう」と思えますし、もし辞めたければ嫌々続けることもありません。

タイミングよく聞いてあげることで子供も言い出しやすく、ふんぎりもつきます。好きなものなら続ければいいですし、また新しい目標を立てることもできます。

先に辞め時まで決めておけば親も子もストレスなく続けられるでしょう。

小学生の平均費用は?

習い事にかける予算は親を悩ませるもの。いくつも掛け持ちをすればその分お金もかかります。家庭により、かかる金額は異なりますが、小学生での平均費用は「1ヵ月で15,300円」になります。

また、小学1年生では11,600円、6年生になると18,400円と年齢が上がるにつれ金額もつりあがる傾向にあります。いちばんのピークは、中学3年生の25,000円。受験を控えて学習塾に通う比率も上がるため、引き上げられるのでしょう。

しかしながら、家庭により年収は様々。習い事にかける予算の目安は月収の5%以内とも言われます。かけすぎず、負担にならないよう調節するのも大事ですね。

出典:ベネッセ教育総合研究所/学校外教育活動に関する調査2017

親も子も納得できる習い事を探そう

親は子供の将来を思うあまり、押しつけないよう気をつけましょう。

続けるのは子供自身です。双方納得できるものを相談し、選択できなければ重荷になるだけです。

「得意」を伸ばすことが将来的にも役に立つでしょう。

自信を持ち、努力や忍耐で、目標に向かって突き進むのは大人でも難しいものです。

子供のうちにそれらを少しでも体に覚えさせる機会があるのは人生の財産。

体験学習を重ね、子供も親も納得して通えるものを選んでみて下さいね。

 

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この記事を書いた人
のん

現在小学5年生の息子と夫の3人家族。
令和3年1月に11年ぶりの出産をひかえています。
毎日喧嘩ばかりの母と子ですが、3人で過ごす残り少ない時間を大切に…と思いつつ怒鳴り声が響いているにぎやかな我が家です(^u^;)

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