小学生のテッパン、かけっこ速い子モテる説!速く走るコツを伝授

運動会で走る女の子 子育て・育児

現代の小学生と昔の小学生は遊び方や制度が違い、公園で木登りなんてせずに集まってSwitchをしたり、ランドセルが重くて腰痛になるから置き勉OKになったりと、変わっていることが多くあります。昔と違いすぎて何故か不安になったりもしますが、今も昔も変わらないこともあります。

それはかけっこが速い子は変わらずモテるという事実です。ドッジボールが上手い子もモテますよね。小学生にとってかけっこは身近な勝負事なので注目度が高いのでしょう。そんなかけっこですが、ちょっとしたコツで速くなるとしたら子供たちに教えてあげたいですよね。今はかけっこを早くするための教室があったり、習い事があったりしますが、そんな本格的にお金をかけずに親子の休日の遊びの一つとしてかけっこのコツを子供達に伝授してあげましょう。

かけっこ一番は運動会のヒーロー!

かけっこの出番はなんと言っても運動会です。この日のためにかけっこのコツがあると言っても過言ではありません。徒競走もそうですし、かけっこが速いことが周知の事実となるとリレーの選抜にも選ばれます。こうなったら大舞台なので選ばれただけでも誇らしいほどですが、選ばれたからには活躍して欲しい親心です。運動会のその日までにコツを伝授し、親子で一緒に練習しましょう。

幼児でもかけっこが速い子がいる

運動会かけっこイメージ

運動神経の基盤は幼児のうちに作られると言われています。幼児のうちにいろんな動きやスポーツを経験することで動きの良さが備わるとされているのですが、保育園時代の運動会は足の速さはあまり気になりません。速かろうが遅かろうがひたすら可愛いの嵐でしかないのですが、そんな中でも抜きん出て速い子がいると目立ちます。これは運動神経がいいこともさる事ながら、幼児の時期の足の速さは走り方を知っているだけで大きく違います。上に兄弟がいたりする事で見て覚えた走り方を見様見真似でやることや、兄弟でかけっこをする事で備わっていきます。この間立ったばかりの子に走り方のコツを教えるってどうなのと思うかもしれませんが、知っているかどうかの違いはとても大きく、コツを教える年齢が早ければ早いほど、運動神経にも影響するのかもしれません。

速く走るコツは三つ

走ることは全身運動であり、子供達のいい運動にもなります。コツを教えながらも運動として一緒に行うと大人も日頃の運動不足の解消にもつながります。基本的に子供というのは移動が常に走っているイメージがありますが、それと速く走るのは別なのでしっかりコツを伝授してあげましょう。たった三つのコツなので是非子供達と一緒に実践してみてください

コツ1:腕のフリがポイント

走るスピードをあげる上で一番大切なのが腕を振ることです。これは幼児にも教えやすいので、小さいうちはこのポイントだけ抑えておいても大丈夫です。腕を左右にぶらさずに後ろに向かって肘を引くのがポイントです。女の子によくあるのが肘を固定して左右に手を振りながら走る腕の動かし方がありますが、可愛いですが速くはなりません。手は軽く握っても指までピンと伸ばしてもどっちでもOKです。

肘を真横に上げて周りを押し退けるように上半身をひねりながら走る腕の動かし方もよくあります。負けたくない気持ちが全面に出ていて闘争心を感じますが、残念ながら腕としてスピードにあまり貢献できていないです。肘が後ろにあることで背筋も使って走ることができるので肘の位置を気をつけて教えてあげましょう。

コツ2:蹴って進む意識

次のコツは下半身です。脚の動かし方ですが、地面を蹴ることに重点を置いてください。後ろの脚が地面を蹴るとその時には体重が前の脚に移動します。体重移動のスピードが上がることと腕の振りで推進力が上がり、スピードが出ます。脚に関しては太腿を持ち上げすぎると上に跳ねるような移動になるので前に進みづらくなりますし、前に出した足を爪先から接地、かかとから接地に関してはまだランニング業界ですら答えが出ていません。そんな難しいことを子供たちに意識させようとすると転んでしまうので、簡潔に蹴ると進む!でOKです。

コツ3:歩幅と回転率と上半身の傾斜

身長がある脚の長い子は歩幅が広いので一歩でとても大きく進みますが、小学生では背が低い子の方が走るのが速いイメージはないでしょうか。脚の回転率がとても高いので、速く走ることができるのと、前のめりになることで自然と脚が前に出るようにしているので歩幅の差を埋めることができています。ということは歩幅が広い上で回転率が上がればかなり速くできるのではないかと思いますが、歩幅を広げると次に蹴る後ろ脚にまだ体重が残って移動できず不安定になるので、歩幅は無理に広げさせないで蹴る意識を集中させましょう。

上半身の傾斜はスピードに乗ってくると自然になります。傾斜を意識させてしまうとどんどん首だけ前にでがちになってしまいます。背骨をまっすぐにしたまま傾く方がいいので、意識としては背骨を伸ばして使う方がいいでしょう。

番外編:スタートダッシュのコツ

子供達のかけっこの距離は30mだったり50m、大きくなってくると100mも走るかもしれませんが、短ければ短いほどスタートダッシュがものを言います。スタートダッシュは個性が出やすく、とても低い位置から居合切りのように走り出す子もいればクラウチングスタートをする子もいます。基本的に下半身は半身でどちらかの脚が前、おへそと目は前向きで、肘は自然と曲げた状態で後ろの足は爪先で蹴る準備をしておくと、スタート時に無駄な動作を挟まずに走り出すことができると思います。爪先の向きはどちらも前向きがおすすめです。

子供たちにかけっこを教えるコツ

たくさんいろんなことを言いましたが、これを子供たちに全部伝えるとチンプンカンプンになり結局何も伝わりません。脚や腕の推進力の話や上半身の傾斜の話は子供たちにしたら訳のわからない話なので意味がないのです。子供たちの教えるときはまずは目で見せることが大切です。目でみた上で、速い!かっこいい!と思わせたらこっちのもので、そこからやっとやり方を覚えてくれます。これは女の子でも同じことで、一緒にかけっこをしてみて、速いママやパパがすごい!と思うことで自分でも吸収しようとしてくれます。なのでまずは、ご自身でこの走り方を習得するところから始めてみましょう。こっそり練習しておくのも楽しいですよね。

かけっこのゴールは駆け抜けて

運動会かけっこのイメージ

幼児であったり、今まで一等を取ったことのない子によくあるのが、走るのはとても速かったのに、ゴールの仕方が分からなくて立ち止まってしまうことです。ゴールテープの手前で止まってしまうとせっかくそこまで一位でもビリになってしまったりと本人も困惑してしまいます。親としてはどんな姿も可愛いですし実質1位であれば良しと思えるかもしれませんが、せっかく練習したなら是非達成感を感じて欲しいので、一緒に練習するときはゴールテープを切るところまで練習させてあげましょう。

最後に

自転車に乗る練習と同じように、走る練習も親子ですることはとても素敵な休日になることだと思います。親子でランニングをすることが趣味になったりするのもとてもいいですよね。子供達が大きくなっていくにつれて子供達同士のコミュニティーが出来上がり、親子の時間は少なくなります。そう考えるとそんなに子供がモテてしまうのもいかがなものかと思ってしまいますが、一緒にいられる時間を大切にし、かつ子供たちの人生がより豊かになるようにたくさんいろんなことを教えてあげられるといいので、親である私たちも日々勉強していきたいですね。

 

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