ゲームは子供の教育に悪影響?上手く使えば子供の能力を高める!

ゲームをする子供 教育

昔からお母さんのスタンダードな怒鳴りワードとして「ゲームをやめなさい!」があります。そう言われて育ってきて今親になっていますが、ゲーム自体が教育に悪いと思ってそう言っているわけではないのでは?と考えるようになりました。

内容によってはゲームも教育の一環として使えることもあります。また今はオンラインでつながることができてたくさんの人に出会うことにもできます。それが返って教育的にも安全性的にも疑問な部分もありますが、何事も使い方によっては良くも悪くもなるように思います。

ゲームって時間の無駄?

ゲームをし始めると時間があっという間に過ぎてしまいます。放課後に宿題をする時間を奪ってしまうので教育的に良くないとされていますし、休日に何時間もやることでも子供の健全な心と体を作る上でマイナスになるとされています。

このように教育的にはあまり良くない時間の使い方となってしまうとも言われていますが、ゲームをすることで集中力は高まります。何かに没頭する力というのは人から言われてつくものではありませんし、大人になってから大きなパワーを生み出したりもします。この力を親が害してしまうのは逆に教育的に良くないようにも思います。

子供の教育に本当に悪影響なのは姿勢

ゲームをする子供

ゲームをすることで本当に悪影響がある面は、姿勢が悪くなってしまうことだと思います。集中して物事に打ち込むのはいいことですが、同じ姿勢で居続けることで体は固まってしまいます。また緊迫した状況を繰り返すことも多いので体に力が入ったままでいたりもします。座って一点を見ているので顔が前に出てしまい、猫背になって骨盤にも負担がかかった状態で力を入れて固まってしまうことで歪みやすく、運動量も少なくなってしまうので、姿勢を保つ筋肉も、日々をアクティブに動く筋肉も衰えてしまいやすいです。これは成長期の子供達には特に悪影響を与えてしまうことでしょう。成長期の体のことを考えると、休憩をこまめに入れてちょこちょこ動くことや、外で遊ぶ日も作ることが大切です。

ぽかんと空いた口呼吸も要注意

姿勢と関係して、画面に集中し過ぎて顔が前に前に行ってしまい、口がぽかんと空いてしまう子も多いです。これは悪姿勢の一部であり、口呼吸をすることで鼻呼吸の時よりも感染症にかかりやすくなったり、歯並びにも影響したりします。見た目にもあまり良くありませんし、虫歯や歯周病、口臭の原因にもなったりしてしまうようです。最近の研究で、歯周病菌は体の健康に大きく影響を与えることがわかっています。子供達の健康を考えると、姿勢が悪いことは百害あって一理なしです。少し気をつけてみてあげるといいと思います。

ゲームをする子供の目にも気をつけて

また、ゲームは目をとてもよく使います。まばたきの回数が減るほど集中したりもするので目に負担がかかりやすいです。近視が進んでしまったりもするので、目の疲れの意味でも長時間のゲームはやはりおすすめできません。目に関してはYouTubeや画面をずっと見続けるものは同様に負担がかかりやすいので、休憩を意識させることが重要です。

教育におすすめのゲーム

ゲームは時間を区切り集中するところはしっかり集中して、上手く切り替えることで、子供達の能力や心を育てることに役立ちます。様々な種類がありますが、そこで覚えた技能が将来活きることも考えられます。

マイクラやあつ森はクリエイティブ

「Minecraft」マインクラフトは教育機関向けに設計された学習プラットフォームにもなっていて、SwitchやDS、スマホ、タブレット、Xboxでも楽しむことができます。ブロックを積み上げたりして楽しみながら建築や設計していくことができるもので、マリオバージョンのマイクラもあったり、難易度を調節できたりするので、小さい子でも楽しめて自分の世界を作っていく事ができます。明確なレールやルールがあるわけではなく、流れに沿って進めていくものではないので、初めはなにをしたらいいのかわからなくなってしまうかもしれません。ですが、そこにまたポイントがあって、指示を待つのではなく自分から何をするかを探しにいくという楽しみ方ができることで、どんなことでも自ら楽しみにいく姿勢ができます。建築系のデザインにも、指示待ちにならず自主性を持つことにも、マイクラはとても役に立ちます。

あつまれどうぶつの森も、可愛くて女の子に人気のクリエイティブ系ですが、こちらは始めはストーリーがあります。ストーリー後に島をクリエイトしていくことになるので徐々に慣れながら島をデザインしていく流れになります。まるでどうしたらいいかわからなくなってしまって飽きてしまうこともあるので、飽きっぽい子には始めはストーリーがあった方がいいかもしれません。

チームプレイはモンハン

オンラインでチームプレイをすることができるモンスターハンターは、みんなで一緒にモンスターを倒します。1人ではできないことを他のプレイヤーと力を合わせることで乗り越えます。大人も海外の人も一緒にやるので、たくさんの人とコミュニケーションを取りながら力を合わせます。コミュニケーションを取りながら一つのことに取り組むのはミニ社会と言ってもいいでしょう。ただ、心ないことをいう人も中にはいるので注意が必要ではあります。

チームバトル系で子供に人気のスプラトゥーンもありますが、これは全員がチームなのではなく自動的に4:4に分けられてバトルします。スプラトゥーンではライバルになることもあるので仲間意識を高めるには、モンハンの方がいいかもしれません。

PDCAはゲームで培える

子供の能力を高めながらゲームをしたい時は最初から攻略本を買わないことをおすすめします。バトルものもそうですがポケモンなどのロールプレイングゲームでも、それぞれ必要なところにヒントがしっかり隠れています。そのヒントをこぼさずに繋ぎ合わせて進めていきます。次に進めるためや、敵を倒す為に何が必要か、トライアンドエラーを繰り返し試行錯誤をすることで自分で考える力を育みます。そのときに一つの手として攻略本やネットで調べるなどして答えを見出すことで欲しい結果を得る事ができます。困難なことを自分だけで解決しようと試みても、それが上手くいかなかった時にやめてしまうのではなく誰かに助けを求める、攻略本や攻略サイトに助けを求めるのも一つの解決方法です。このようにPDCAの繰り返しをすることは、社会に出ても使うスキルの一つです。

勉強だけが教育じゃない

机に向かって宿題や塾の勉強をすることだけが教育ではありません。社会に出てから使うスキルは机と鉛筆だけで培えるものではなく、もっと広くいろんな経験から得られます。ゲームもその一つであり、そこから知識や技術を得る事ができます。

どんなことが将来の仕事につながるかわからない

ゲームをする子供

現代ではいろんな事がいろんな仕事につながっていきます。従来の仕事の枠に捉われずに、もっと柔軟に仕事の幅を広げるアイディアが必要になってきます。そんな時にゲームの世界のような非日常的な世界観を体験していたりすることも新しい発想力の元になり得ますし、ゲームをすること自体が仕事になったりもするのです。子供達の能力を重視するなら、机に向かう勉強だけでなく、どんなことでもやってみる、楽しんでみる能力を伸ばす方に親は注力してみるといいのかもしれません。

ゲームを買う前にプレゼンシステムで新教育

そのためには子供たちがやりたいと思ったことを止めない事が大切です。ですがこちらも無限にお金があるわけではないですから、どんなところが面白くて、どの部分が楽しみだからこれを買って欲しいというプレゼンを子供達にさせてみてから家庭に導入することにしてはいかがでしょうか。プレゼンも社会に出てから使うスキルですし、自分が好きなものや気になっているものを誰かに理解してもらえるのは嬉しい経験です。楽しいことを共有するのも家族でやれる教育の一つではないかと思います。

最後に

元々ゲームは娯楽です。人生に役立つものではないのかもしれませんが、役立つスキル云々関係なく、やりたい!楽しい!と思えるものに出会えることはとても素敵なことだと思います。そんな風に思えるものは、役に立たなかった、時間の無駄だった、と大人になってから思うようなことはないのではないかと思います。ぜひ大人も一緒に楽しむ気持ちでゲームをしてみましょう。

 

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