グアムは日本から近く、日本語が通じやすいこともあって、初めての海外旅行に人気の土地です。
南国の楽園への旅費の相場はどれほどなのでしょうか。できるならば、なるべく安く抑えたいものですよね。
そこで、この記事ではグアムへの家族旅行の旅費・諸費用の相場と、安く抑える方法をご説明します。
グアム家族旅行の航空券代相場
一般航空会社
一般航空会社ならだいたい、往復8~11万円程度です。
値段の幅は、グアムが雨季か乾季(乾季のほうが人気シーズン)の違いによるものです。
なお、お盆や年末年始、GWやシルバーウィークなどは繁忙期のため値段が跳ね上がり、往復20~25万円程度となります。
家族旅行と行ってもお子さんの年齢によって色々変わっってきますが、お子さんが乳幼児ならスムーズにチェックインができ、機内サービスや設備が充実している一般航空会社がおすすめです。
LCC(格安航空会社)
LCC(格安航空会社)だとだいたい、往復3~5万円程度です。
この値段の幅もグアムが雨季か乾季かの違いによるものです。
LCCを使うメリットはその安さですが、デメリットは欠航時の保証なし&欠航が多いことです。
シートの幅が狭いのもデメリットの一つですね。
節約術
・雨季を選ぶ
雨季の4-10月なら往復で8万円。1人あたり3万円ほど違ってくるので、複数人で行く家族旅行では大きな金額差となってきます。雨季が本格的になる1月くらいがベストシーズンなので、なるべくこのシーズンは避けると航空券代が安くなります。
・繁忙期からずらす
先ほどもお伝えしましたが、航空券代は繁忙期だと、同じ月の最安値の倍以上になります。年末年始は25万円程度必要なこともあります。逆に言えば、何もない平日に行くことでかなり安く航空券代を抑えることが出来ます。
・マイルを使う
グアムへは飛行距離が短いため、マイルのみで行ける可能性があります。
グアム家族旅行の滞在費の相場
ホテル代
有名ホテルだと、1部屋一泊4万円(グアムでは部屋で料金を決め、利用人数は関係なし)、繁忙期は6万円となります。
シティホテル、コンドミニアムだと1部屋一泊15000円~2万円、繁忙期は3万円です。
家族旅行だと、お子さんがベッドを利用するかどうかでも宿泊料金が変わってくるので、旅行会社やホテルに確認が必要です。
食事+飲み物代
グアムのツアーは基本的に食事なしが多いです。日本より外食代が高めなので、1人1日60~70$程度を見込んでおくとよいです。
チップ
アメリカ文化圏内のグアムでは各所でチップ代がかかります。タクシーなら代金の10~15%、ホテルで荷物を運んでもらったら1~3$、レストランやバーでは代金の10~15%払うのが相場です。1$札の用意が必要です。
節約術
・シティホテルを選ぶ
シティホテルとはいえ、ホテルならレンタカーの申し込みやアメニティ追加にも対応しています。コンドミニアムと値段が大差ないならこちらを選ぶべきでしょう。
・繁忙期を外す
航空券代と同じですが、ホテルも繁忙期かどうかで値段が変化します。安く抑えたいなら何もない平日にとることをおすすめします。
・食費を抑える
レストランはかなり高いので、朝や昼はコンビニやフードコート利用で食費を抑えましょう。ファストフードなら5$~10$で済みます。逆に、そうしないと家族4人で250$はかかってしまいます。
朝市やスーパーマーケットを活用するのもいいでしょう。現地の雰囲気が味わえますよ。
グアム家族旅行の交通費の相場
空港からホテルへの移動
空港からホテルまで、タクシーでは30$ほどです。
その他の移動
レンタカーは1日30$ほどです。日本語対応の会社も多いので安心ですよ。
現地で移動によく使われる赤いシャトルバスは1回4$、1日乗り放題12$です。
タクシーは、初乗り2.40$+最初の1マイルまで4$。以降1/4マイルまたは待機時間2分毎に0.8$が加算されていく仕組みです。
節約術
・無料送迎がついているホテルを選ぶ
ホテルによっては無料送迎がついているところもあります。賢く利用してタクシー代を抑えましょう。
グアム家族旅行のアクティビティー代の相場
マリンアクティビティなど
グアムでは、イルカウォッチングなどのマリンアクティビティ、夕焼けのBBQなど様々なアクティビティがあります。1人50$~100$が相場です。
節約術
マリンアクティビティを入れなくてもグアムは十分楽しめます。あるいはアクティビティが込みになっているパックツアーに参加しましょう。
グアム家族旅行のその他費用の相場
パスポート代
子ども1人5年用6000円、大人10年用1人16000円となります。
なかなかの値段ですが、これは安くすることが出来ません。
スーツケース代
1万~2万円が相場です。飛行機の基準にあった大きさのスーツケースが必要なので、それを用意しておくことが必要です。
国際空港での駐車料金
中部空港だと5日~30日まで8000円、成田は5日で8400円となります。5日前後ならだいたいが8000円台です。
グアム家族旅行おすすめホテル
ショッピングセンターが多い地区にタイの名門ホテルが開いたホテルで、子連れ客が多いです。金額は少し高めですが、安く泊まれる時期もあるのでおすすめです。
日系ホテルの安心感があります。ホテルの公共バスがあり移動もらくらく。シュノーケリングも楽しめます。キッズルーム・赤ちゃん向け客室併設。
部屋からのオーシャンビューが美しく、落ち着いて南国を楽しめます。赤ちゃん連れ専用ルームなら、ベビー用バスなど赤ちゃんグッズも用意されていますよ。
湾岸を一望できる大型リゾートホテルです。グアムを代表する老舗高級ホテルでもあります。子供用プールもあります。
・パシフィック・アイランズ・クラブ(PIC)
グアム最大級の規模を誇るウォーターパークがあるホテルです。子供用のスプラッシュプールもあります。マリンアクティビティや巨大トランポリンなど、プール以外も充実しています。
キッチン付きコンドミニアムです。三食外食だと食費がかさみますが、ABCマーケットなどで食材を買ってきて簡単に調理すれば長期滞在の食費も安心。ベッドルームだけでなくリビングもあります。
立地・料金ともに良好なのがこちらです。プールあり、買い物に便利、食事に便利とあっては検討せざるを得ませんね。
コンドミニアムです。ミキハウスの『ウェルカムベビーの宿』に指定されるほど細かい審査基準をクリアしています。設備の充実したキッチンにお風呂場の広い洗い場も子連れ向けです。
その他おすすめスポット
デデド朝市
毎週土曜と日曜に開催されていて、現地の食料品やとれたての魚などを買えるおすすめスポットです。美味しい地元の朝食で朝から肉を食べたり、豆腐花を食べたり出来ます。
恋人岬
海抜123mの展望台から、美しい海岸線を見渡すことが出来ます。恋人岬の名は、スペイン統治時代の悲恋伝説が元になっています。
チャモロ・ビレッジ
毎週水曜夜に開催されるナイトマーケットで、チャモロ料理が食べられるだけでなく、お土産物屋の屋台なども並んでいます。グアムの地元の雰囲気を心ゆくまで味わえます。
まとめ
グアムへの家族旅行の費用を決める項目にはいろいろなものがありますが、各費用の目安をご説明しました。
各ご家庭の旅行日程やプランの希望に合わせて参考にしていただけると幸いです。
おすすめスポットも、上記以外にも数え切れないほどありますので、ぜひ色々調べてみてくださいね。