日本人に人気の海外旅行先としておなじみのハワイ。青い空と青い海に囲まれ、日常を忘れて家族で楽しみたいと思う方も多いですよね。けれど気になるのがハワイに家族旅行に行くときの費用です。家族が多ければ多いほど費用がかかるし、相場を知っておきたいところです。そこで今回は家族でハワイに行く際の費用の相場を項目別に紹介します。また少しでもお得にするポイントも解説しますので、気になる方は是非参考にしてみてくださいね。
ハワイへ家族旅行に行く場合にかかる費用の内訳と相場は?
家族で行くハワイ旅行となると、予算もありますしどの位費用が気になるところ。そこで各項目ごとにかかる相場を紹介していきます。
航空券代
航空券は旅行に行く時期や航空会社、予約開始時期や発着時刻などによってかなりばらつきがあります。特に航空会社であれば日系の航空会社より外国の航空会社の方が安く済むことが多いです。
具体的に通常シーズンで大人2人と2歳以上の子ども2人の往復料金で比較してみると、
日系の航空会社(ANA)323,240円
外国の航空会社(ユナイテッド航空)586,040円
となります。ただし外国の航空会社の場合は、CAが外国の方だったり持ち込みのルールが日本とは違うなどの不安もあります。もし不安がある方で、予算を気にしない方であれば日系の航空会社で予約すると良いでしょう。
宿泊費
宿泊費はどのクラスに泊まるかによって価格の差が大きくなります。5つ星ホテルの高級ホテルであれば1泊あたり家族で6万から9万、4つ星ホテルであれば1泊3万から5万程度になります。クラスが上のホテルであれば、海や空港からのアクセスも良く、日本語が堪能なスタッフもおり、急なトラブル時にも安心です。
空港や海までの距離などを気にしないのであれば、通常シーズンに家族で1泊1万円台から泊まれるホテルもあります。宿泊費を抑えてアクティビティや食事などを楽しむのも良いですね。
食費
ハワイのレストランは観光地プライスで少しお高めの設定です。3食全てレストランで食事をする相場は10000円前後と考えてよいでしょう。テイクアウトや食べ歩きをする方でも少なくとも1人当たり5000円と見積もっておきましょう。
移動費
泊まる場所や行きたい場所、目的によって移動費は異なります。現地で公共交通機関を使用するのであれば一回一律2.5ドルの市バス「The Bus」や、ワイキキトロリーのフリーパスを購入するのもおすすめです。市バスのフリーパスは4日間で25ドル、ワイキキトロリーは4日間で大人65ドル、3歳から11歳の子どもが40ドルです。
家族旅行でハワイに行くなら忘れないで!これも必要です
航空券や宿泊費、食費が大きく費用がかかる項目ですが、他にも次のような費用がかかるので注意しましょう。
ESTA申請料金
アメリカ領であるハワイへ旅行に行く際には、電子渡航認証システムである「ESTA」の申請が義務となっており、飛行機に乗る前に渡航承認が必要です。
このESTA申請には申請料金がかかり、自分で申請する場合は1人につき大人も子どもも14ドル(約1500円程度)必要です。旅行代理店やESTA申請代行にお願いする事も出来ますが、代行手数料を含んで1人あたり7000円程度かかります。コストを抑えたい方は自分で申請しておきましょう。
保険代
保険が利かない海外では診察代や治療費が高額になる可能性も。家族で旅行に行く際には事故や怪我、お子さんの急病などに備えて海外旅行保険に入っておきましょう。使用しているクレジットカードに付帯している場合もありますが、保証が不十分なものもありますので別途保険に入っておくと安心です。保障内容や宿泊数、人数などによって異なりますが、ファミリープランであれば14,000円程度です。
チップ代
アメリカではチップ文化があります。ホテルやレストランでサービスを受けた時には忘れずに払いましょう。ホテルやレストランでは支払額の10%、ベッドメイキングなどは基本的に1ドル渡せばOKです。
その他お土産やアクティビティ、空港までの交通費など
旅行につきもののお土産代や、アクティビティ費も忘れずに用意しておきましょう。特にアクティビティは事前にどの位かかるかチェックしておくのがおすすめ。また国内の空港までの電車代などの交通費も忘れずに確認しておきましょう。
ハワイに家族旅行で行った時の相場は合わせていくら?
ハワイ旅行にかかる費用を項目別紹介しましたが、旅行の時期や人数、旅行の内容によってかなり差が出ます。また個人で宿泊先や航空券を取るか、旅行会社のツアーを使用するかによっても異なりますので、どこを重視して旅行に行くかに焦点を当てて旅行の計画を立てると良いでしょう。
少しでも安く家族旅行でハワイに行きたい!費用を抑えるポイント4つ
国内旅行に比べて費用がかかりがちなハワイへの家族旅行。予算もあるし、出来るだけ安く抑えたいという方も多いですよね。そこで少しでも安くハワイ旅行に行くポイントがこちらです。
通常シーズンの時期に旅行に行く
旅行費用の中でも特に多くを占めるのが航空券代ですが、航空券の費用は旅行に行く時期によってかなり差が出ます。特に年末年始やGW、夏休みなどのハイシーズンと呼ばれる時期は、航空券の費用もかなり高騰します。また収益を狙ってホテルの宿泊費も高くなりますし、観光客が多い事もありお子さん連れは大変だったりします。
ハワイへの家族旅行のコストを抑えたい方は、ぜひ通常シーズンを利用して旅行に行きましょう。これだけでかなり費用を節約出来ますし、人が少ないので観光もゆっくり楽しめます。
パッケージツアーを申し込むのではなく個人旅行にする
ハワイ旅行は旅行会社で指定された航空会社やホテルから選んで行けるパッケージツアーもあります。ホテルや航空券を探す手間が省けますが、時期やプランによっては価格が高くなりがちです。「時間をかけてもいいから費用を抑えたい」という方であれば、ぜひ自分で航空券や宿泊先を抑えましょう。家族が多ければ多いほどかかる費用ですが、かなりコストを抑えられる場合も多いです。
LCCを利用すると航空券代が抑えられる
航空券代を抑えるための方法として、外国の航空会社の他に考えられるのがLCCを利用した移動です。普段から低価格なのはもちろんですが、セールやキャンペーンを狙うと破格の値段でチケットが取れる事もあり、かなり費用を抑えられます。ただLCCの多くは子ども料金の設定がなく、座席指定や機内サービスに料金がかかるので注意が必要です。
またハワイ行きのLCCは関西空港発着のみとなります。お住まいの地域によっては移動に時間や費用がかかる事を留意しておきましょう。
ショッピングモールのフードコートなどなら手軽にハワイ料理が楽しめる
現地での食事代を抑えたいという方なら、フードコートやファーストフードを利用するのもおすすめ。レストランに比べてリーズナブルにハワイ料理や現地の味を楽しめます。朝食や昼食の費用を抑えてリッチなディナーを楽しんでも良いですね。
まとめ
家族でハワイ旅行に行く費用の相場は、行く時期や宿泊数、内容などによって大きく異なります。費用がかかる事もありますが、方法次第で価格を抑えられます。家族でどんな事を楽しんで思い出を作りたいかを考えて、ご家族に会った楽しいハワイ旅行を計画してみてくださいね。