保育園は共働きの親に便利な施設ですが、服装が自由になっている場所が多く、どんな服を選べば良いのか悩む方も多いようです。
私服で良いのか、好みのものなら何でも着用させて良いのかなど悩むポイントがたくさんあります。
ただ、ポイントさえ押さえておけば問題ありません。
そこで保育園の服装を選ぶ時のポイントを紹介していきます。
年齢ごとに取り上げているのでお子様の年齢に合わせて確認しておきましょう。
保育園の服装選びのポイントとは|年齢別に紹介!
保育園では以下の特徴がある服装を禁じているところが多いです。
- フードや紐がついている
- スカート
- タイツ
- ボタン付き
- ひざ上丈のパンツ
- ロンパースタイプの肌着
- ヒートテックの肌着
- キャミソールタイプの肌着
これらの服装さえ避けておけば基本的に問題ありません。
ではなぜこれらの服が禁止されているのかというと、単純に危険だったり脱ぎづらいからです。
仮にスカートを着用させると走り回る時に動きづらく、転ぶ可能性があります。
タイツの場合だと脱ぎづらいので、着替えをする時に手間です。
このように保育園では危険性のある服や脱ぎづらい服装を禁止しています。
服装を選ぶ時は安全性が高く着脱しやすいという基準で選んでいきましょう。
年齢別に適した服装を、具体的な例を挙げて紹介していきます。
0歳児は着替えやすさを重視
0歳児は首がすわったりハイハイをしたりと一番変化の激しい時期なので、生後6か月以前と生後6~11か月に分けてご紹介します。
生後6か月以前は以下の通りです。
- 肌着…通気性が良く着脱させやすいもの
- 肌着の上に着るロンパースやカバーオール
この時期はおむつ替えや授乳の頻度が多いです。
そのため脱ぎやすい服装にしておくと保育士さんもスムーズに作業できます。
そして生後6~11か月の場合は以下の通りです。
- 下着…ロンパースタイプ
- Tシャツ…付属品がないもの
- ズボン…ひざ丈より長く歩いていて引掛けないような丈のもの
生後6~11か月の時期になると子供が動き回ります。
そのためお腹を出さないようにロンパースタイプの下着と、ハイハイをしても膝を傷めないために膝より長いズボンを着用させましょう。
このように0歳児は生後何か月なのかによって服装が変わるので注意が必要です。
1~3歳児は動きやすさを優先する
1歳になると立てるようになる子供も増えてくるでしょう。
立てるようになったら、さらに激しく動き回るのでより動きやすさを優先した衣装がおすすめです。
では具体的な服装を紹介します。
- 下着…つながっていない通常タイプ
- Tシャツ…脱ぎ着しやすいシンプルなもの
- ズボン…子供の身長に合った丈のもの
- 靴下…付属品がないシンプルなもの
- 靴…保育園からの指示を聞く
これらの服を選んでおけば大丈夫です。
また子供は成長すると自分で脱ぎ着できるようになるので、それをサポートするためにもできるだけシンプルなものを選んでおきましょう。
そして服を着せる時は季節を考慮する必要もあります。
服選びは季節感にも注意!
季節によって気温が大きく異なるので、服も時期に合ったものを選ばなければいけません。
- 夏用の服…下着はタンクトップで通気性の良い素材を選ぶ
- 冬用の服…下着は半袖でロンTなどの上着で調整する
夏の場合はシンプルに汗をかきづらい素材がおすすめです。
一方、冬用の服は厚着をさせないように注意しましょう。
子供は一般的に体温が高いので大人の感覚で着せると、汗をかいて風邪を引く可能性があります。
そのため上着で調整するようにしましょう。
保育園の服装に名札を付ける方法をご紹介
洋服には、他の子供の服と混ざっても大丈夫なように名前を付ける必要があります。
名前を付けるのはパンツや靴下など子供が着用するものすべてです。
マジックなどで名前を直接書き込んでも良いですが、普段使いする洋服の場合はちょっと抵抗を感じるでしょう。
そんな時は以下のものを使用すると良いです。
- マスキングテープ
- お名前リボン
マスキングテープの使い方
マスキングテープはいろいろな用途がありますが、その一つが名札です。
マスキングテープに名前を書いて、洋服のタブにぐるりと巻くように付けると名札になります。
付け外しも簡単なので、お出かけでその服を着る時も安心です。
ただ防水性のマスキングテープを利用しないと、洗濯のたびに取り外すことになるので気を付けておきましょう。
そして洋服を畳む時はマスキングテープが剥がれていないかどうかも確認しておいた方が良いですね。
お名前リボンの使い方
お名前リボンはパチンと止められる金具が付いてるリボンで、使い方はタグに巻くだけです。
使い方も簡単で、マスキングテープよりも外れにくいので使いやすいでしょう。
お名前リボンは子供の持ち物に名前を付ける時に何かと便利なので、1セットだけでも所持しておいた方が良いです。
保育園の服装選びができる通販サイトとは
保育園用に子供の服装を購入したいという方は以下の通販サイトがおすすめです。
- ネクスト
- H&M
- dev! rock(デビロック)
- ZARA(ザラ)
- PETITMIG(プチミグ)
ではそれぞれの通販サイトにどんな特徴があるのか紹介していきます。
ネクスト
ネクストはイギリス発祥のアパレルブランドで、日本にも数店あります。
子供用の服をメインに取り扱っていて、かわいらしいデザインが多いです。
そのうえ、Tシャツ1枚640円など値段も比較的リーズナブルなので、子供用の服を大量に購入したい方の利用に向いてます。
海外のブランドなので、他の子と服装をかぶらせたくないという方にもぴったりの通販サイトでしょう。
H&M
H&Mはスウェーデンの人気ブランドで、日本でも有名なアパレルメーカーです。
ベビーからキッズまで、海外製から日本製まで豊富に取り扱っているので、いろいろな服を見てみたいという方の利用に向いています。
また値段500~1000円で買える服が多いのも嬉しいポイントです。
お手頃な値段でいろいろな種類の衣類をそろえることができます。
dev! rock(デビロック)
dev!rockは韓国発祥のブランドで、シンプルでポップな衣装を取り扱っています。
明るい雰囲気の服が多いですが、中にはシックなものもあるので子供の好みに合わせて服を選べるでしょう。
シックな服は大人が着るようなデザインもあるので、ママと合わせればペアルックも楽しめます。
また、dev!rockは帽子やバッグなどの小物類も多いく、保育園以外の衣類を購入する時にもぴったりでしょう。
ZARA(ザラ)
ZARAはスペイン発祥のアパレルメーカーです。
大人用品からベビー用品まで幅広い取扱いがあります。
デザインもヨーロッパの趣があるのでおしゃれです。
おしゃれな服装を子供に着せて、ファッションセンスを発揮することもできます。
子供をおしゃれにしたい方におすすめのブランドです。
PETITMIG(プチミグ)
PETITMIG(プチミグ)は日本発祥のブランドで、ブランド名には”PETIT(小さい)”、”MIG(可愛い)”に囲まれて、毎日にHAPPYをという思いが込められています。
人手による生産や、素材にもこだわっているので、敏感肌なお子様でも安心して着ることができます。どのサイズが合うか分からなくても、オンライン接客を行っているので気軽に相談することができます。→プチミグのサイトはこちら
まとめ
保育園の服装は以下のものが禁止されています。
- フードや紐がついている
- スカート
- タイツ
- ボタン付き
- ひざ上丈のパンツ
- ロンパースタイプの肌着
- ヒートテックの肌着
- キャミソールタイプの肌着
この衣類以外なら基本的に大丈夫です。
ただ年齢によってベストな衣装は異なります。
0歳児は授乳やおむつ替えで服を脱ぐ機会が多いので脱ぎやすい服装がおすすめです。
1~3歳児は活発な時期なので動きやすい服が向いてます。
保育士さんが困らないように子供にベストな服装を選んで保育園に送り出してあげましょう。