子供の運動不足は将来的にも大問題!大人がふざけると子供は遊ぶ

太った子供 子育て・育児

現代の子供達の生活は、学校への行き帰りは車、帰宅後は塾や習い事、または公園か自宅でオンラインでゲーム、そしてご飯を食べて寝るという、学校の体育以外ではほとんど動かない生活になっています。昔の子供達は基本的に移動は全てダッシュでしたし、外で木登りや鬼ごっこ、かくれんぼ、無限に遊びがありました。

子供達の運動不足による体力の低下は著しく、体格は昔に比べて大きくなっているのに、体力測定の結果はどんどん下がっているのだそうです。運動不足が起こす弊害は大人と同様に肥満や生活習慣病、老化促進、生活の質の悪化、筋力低下などを招きます。さらに子供時代からの運動不足では筋力の低下から姿勢が悪化し、一定の姿勢を保てなかったりします。そうなると若年齢からの骨の歪みやねじれを起こすことで、100年生きるとされている今の時代を健康な体で生きて楽しむことが難しくなるのではないかと心配です。

外で遊ばない子供達の運動不足が問題化

運動不足の要因の一つでもあるのがスマホやゲームの進化です。遊びに行かなくても友達と繋がることができる、1人でも楽しく遊ぶことができるゲームやスマホなどの普及によって放課後に子供達が外で遊ぶことはとても減ったと思います。

別の視点から小学生を見ると、ランドセルが重すぎて腰痛や肩こりになってしまうので置き勉、車通学が当たり前になったり、前ならえをずっとしていると疲れて腕が上がらなくなったり、ウンテイという遊具は腕の力がなくてできない子が多かったりするのだそうです。別のお話のように感じますが、最近急激に教科書が重くなったわけでもなければ、ウンテイが高くなったわけでもありません。運動不足によって子供達の筋力や体力が低下している現れだと思います。

コロナ休校も運動不足の助長に

ゲームをする子供

コロナ休校も子供達の体力低下に拍車をかけてしまいましたね。コロナ休校が突然始まってから、習い事にも学校にも行けず、外に出ることすら怖くなってしまったご家庭も多かったことだと思います。家の中でやれることは少なく、オンラインゲームは友達に会えない子供たちを大いに励ましてくれましたが、やはり体の動きは少なくなってしまったと思います。子供達の運動不足を解消したいママさんたちはトランポリンなどの屋内で動ける遊びをたくさん探したでしょう。

今現在も諸手を挙げて外遊びができる環境ではなく、恐る恐る外出している現状です。運動不足で体力が低下し、コロナなどの感染症にかかりやすくなってしまう事でまた不安も増えるという悪循環も考えられます。

子供の仕事は遊ぶ、食べる、寝る

勉強も大切ですが、遊ぶ事、食べる事、よく眠る事が子供達の体を作ります。この体を作る3つのこと全てが環境の変化によって変わってきています。遊びが運動を伴う遊びではなくなってきていることが運動不足を招き、食べ物も味付けの濃いものが多くなっていることなどから小児期の生活習慣病が危ぶまれてきて、ユーチューブや時間に制限のないメディアが増えていることから睡眠不足も懸念され疲労感や成長のゴールデンタイムを逃してしまうことにつながってしまいます。このような様々な要因が複雑に絡み、子供達の健康や健全な心を害してしまいます。害してしまうというとちょっと怖くなってしまいますが、この対策は明確であり、運動を伴う遊びをすること、食べること、眠ることのたった三つです。元気な子供達を守るためにできることは、割と自然なことでいいのですが、それをすることがなかなか難しい環境になってきているということがわかります。

運動不足も解消する子供の外遊びの特性

外遊びをさせたいと思って一番先に思い浮かぶ場所は公園ですよね。公園ではスポーツと違って一貫性のない遊びをすることができます。ということは満遍なくいろんな体の機能を使うことができるのです。走る、飛ぶ、登る、ボールを投げる、転がるなど決まりのない自由な遊びをすることができます。そこで子供達の体は豊かに発達してくれます。

また、お友達と一緒に遊ぶことでルールや遊びを自分たちで考え出す知性を養い、社会性も身につくことができます。子供同士で外で遊ぶことは運動不足だけでなく心身の成長を促すことができます

外は危険がいっぱいで不安

そうは言っても今のご時世では不安の方が多いでしょう。車や自転車との事故、誘拐、不審者など子供達だけで外に出すことに抵抗のあるママさんは多いと思います。さらにコロナによってあまり人と密に会って欲しくないことも事実です。そんな中手放しで外で遊ばせるのは正直難しいと思います。それならば、中でゲームをやることの方が安心で安全だと感じることはやむを得ないことです。

事故や人災などは止めようがないですが、コロナに関してはもしかすると終わりはあるかもしれません。またたくさんの人と交流を自由に楽しめる時が来るかもしれないので、それまでは不安の大きいご家庭では、リングフィットなど動きながら楽しめるゲームもあるのでそちらもおすすめです。

運動不足にはおうちでdancing!

外で遊べないからと言って屋内で遊ぶ道具を探さなくても、動ける方法があります。子供達にさあ遊びなさいおうちで自由に、と言っても動いて遊ぶようなことはなかなか難しく、結局やることを与えてくれるゲームが一番になってしまいます。ゲームもいいですが、たまに何分かだけパーティタイムを設けましょう。食べるのではなく踊るパーティタイムです。大人も一緒になってやることで子供達はもっともっと楽しくなります。大人にだってやることは多いですから四六時中ついている必要はありません。自分もふと疲れを感じた瞬間に音楽をかけて踊りましょう。大人がふざけると子供はとても楽しくなるのです。なのでたまにテンションを上げてゲームを中断させて一緒に踊ったり騒いだりしてみてください。家族みんなの運動不足を解消できて、とても楽しくなりますよ!

屋内で遊ぶ時の姿勢の問題

さらに屋内遊びの時に気をつけて欲しいポイントがあります。ゲームをすると集中するのでとても姿勢が悪くなってしまいます。顔が前に出て、猫背で巻き肩になり、口は空いていることが多いでしょう。座っていることが多いので骨盤の状態もよくありません。これがとても問題で、ゲームをしている一時だけ悪いのならばいいのですがゲームを長時間やり続けたりする場合は悪い姿勢が続いてしまい、それが癖になってしまいます。悪い姿勢が癖になると、その体勢を体が楽だと勘違いしてしまうのでゲームをしていない時間もずっと猫背になります。そのままの姿勢で成長してしまうと体に不調が出やすいのは目に見えていますよね。

屋内で遊ぶときは姿勢に気をつけてあげるようにしましょう。また、長時間ゲームをせずに、休憩を入れたりちょっと夕飯の準備を手伝ってもらったりと、ちょこちょこ邪魔をするようにして、少しでも動いたり姿勢をリセットさせたりするといいと思います。

スポーツの習い事で運動不足を解消

外遊びが体にいい影響を与えるのはもちろんですが、スポーツもやはり運動不足の解消につながります。習い事のスポーツをしている子とそうでない子では体力に大きな差ができます。もちろんそのスポーツ特有の偏りが出たりはしますが、やるとやらないでは大違いです。

大人になるとジムに通ったりと強制的に運動する習慣をつけようとしますが、今の時代は子供でもそうやって運動を生活に取り入れるべきなのかもしれません。もちろん生活の中で体を動かすことが普通になっているといいのですが、親子で一緒のスポーツを始めたりすると、楽しく家族の絆を深めながら、親子で運動不足の解消につなげることができますね。

最後に

走っている子供

子供を動かす力は、楽しいかどうかです。大人が楽しそうにしていると、なんだか自分も楽しくなってくるものです。動きなさい!と言われるよりも急にママとおいかけっこが発生したら動かずにはいられませんよね。大人がふざけても付き合ってくれるお年頃のうちは、子供たちと触れ合って遊ぶことが運動不足の解消にもつながるはずです。

 

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