子供の習い事の送迎はどうする?ママ友との送迎トラブルと回避方法

教育

子供に習い事をさせたいと思ったとき、送迎はどうしますか?

一般的にはママが自分の子供だけを送迎しますが、さまざまな事情でママ友の子供を一緒に車に乗せることがあるかもしれません。

困った時はお互い様ですし、負担が減るならばぜひ協力したいですよね。

しかし、習い事での送迎トラブルは、実は多いんです。

今回は、ママ友の子供を送迎するときに気を付けることや、トラブルを回避する方法を紹介します。

ママ友の子供を送迎するのはどんなとき?

ママ友の子供を送り迎えするシーンには、さまざまな理由があります。

どんなときに行われているのか、見てみましょう。

お互いの負担を減らせるとき

家も年齢も近い友達同士だと、仲良くなって一緒に習い事を始めようという話になるかもしれません。

どちらかのママが送迎すれば負担を減らすことができます。交代にするか曜日固定にするか、しっかり話し合っておきましょう。

もし仕事や家庭の事情で間に合わないときも、協力し合えるかもしれません。

車を運転できないとき

車が運転できない、または車を持っていないのに、送迎が必要な習い事をさせる人には注意が必要です。

普段は自転車やバスを使ったり、祖父母などの助けを借りたりしているのかもしれませんが、もし都合がつかなくなった場合に頼られる可能性があります。

何度もお願いされるときは付き合い方を考えましょう。

自分が送り迎えできない習い事は、諦めた方が良いですよ。

急な用事が入ってしまったとき

仕事のトラブルや兄弟の病気など、当日に送り迎えができない状況に陥ることがあります。

日ごろから仲の良いお友達だったら、協力したくなりますね。

想定外の出来事はいつ起きるかわからないので、事前に誰かに相談しておくとスムーズですよ。

一度してもらったから次も、と習慣化してしまわないように気を付けましょう。

ママ友の子供を送迎するとどんなトラブルが起きる?

ママ友といえど、所詮は他人です。

送迎はそんな他人の子供を一次的に預かることになるので、さまざまなトラブルが起きる可能性があります。

送迎の調整をするのが面倒

交代で送り迎えしましょうと提案されても、しっかりとルールを決めていないと、うまく利用されてしまうかもしれません。

残業が長引いて・・・上の子が風邪引いちゃって・・・義母が来てしまって・・・

そんな理由をつけて、一方的に頼まれているママはたくさんいます。

何もなければただ車を走らせばいいだけなのに、ママ友の子供がいると予定の調整など余計なコミュニケーションが生まれてしまい、面倒に感じることも。

車を汚されてしまう

自分の子供がジュースをこぼして車を汚してしまった・・・

子育てをしていればミスや失敗は誰でも経験しますし、非がある場合は怒ることができます。

しかし、もしそれが友達の子供だったら・・・

ママ友にも言いづらいですし、本人に怒ることもできません。

体調が悪くて嘔吐してしまうこともあるかもしれません。

相手との関係性にもよりますが、子供のミスや失敗をどう捉えるべきか、事前に話し合っておくといいでしょう。

万が一の事故が心配

子育て中のママは安全運転をしていると思いますが、近年問題視されている逆走や煽り運転など、自分に非がなくても事故に遭う可能性はあります。

もし、ママ友の子供が乗車しているときに事故に遭ったら、責任はどうなるのでしょうか。

年齢が低い場合はジュニアシートが足らないこともあります。

万が一のことを考えて、気軽に送迎を引き受けないよう意識しましょう

子供が気まずい思いをする

人数が多い習い事をしている場合、レギュラーになれなかったり、希望のポジションにつけなかったりと、悔しい思いをすることがあるかもしれません。

ママ友の子供がレギュラーになれて、あなたのお子さんは補欠になってしまった・・・

そんな時に、二人を一緒の空間に置くのは気まずいものです。

習い事先のメンバー発表があるときは、送迎を引き受けるのはやめたほうがいいかもしれません。

習い事でのトラブルを回避するにはどうしたらいい?

送迎トラブルは、相手とのコミュニケーション不足で起こることが多いです。

事前にしっかり話し合い、無駄な争いをしないようにしましょう。

ルールを決める

お互いに送迎をお願いする可能性があるママ友とは、事前にルールを話し合っておくといいでしょう。

「行ける人が行く」という考えだと、誰か1人に偏ってしまうかもしれません。

完全に交代制にするか、曜日ごとに分けるか、また急用で行けなかった場合次回はどうするか・・・

細かいと思われるかもしれませんが、のちに問題になるのを避けるためですので、面倒くさがらずに実践しましょう。

家族や公共サービスを利用する

他人に頼むとどうしてもトラブルは起きやすくなります。

ご主人や両親の力を借りれる場合はお願いしましょう。

家族のだれも送迎に行けない場合は、ファミサポなど公共サービスを利用するのも手です。

多少お金はかかりますが、安心してお任せできるのは嬉しいですね。

難しいときはちゃんと断る

断りづらいからといって、安易に引き受けてしまうのはトラブルの元です。

短い時間であっても、子供同士が喧嘩したり事故にあったり、何が起こるか分かりません。

相手を傷つけずに断る方法を後述しますので、嘘をついてでも断ってください。

ママ友の送迎依頼を上手に断るには

送迎を頼まれたけれど、どうしても断りたい・・・

そんなときに角が立たずに断れる方法をご紹介します。

曖昧な返事をする

「時間に間に合うかわからないから、母に頼んでいる」

など、返事を曖昧にして濁す方法がおすすめです。

ママ友もさすがに、あなたの母に同乗させてもらうのは気が引けるでしょう。

それでもお願いしてくるような人とは、付き合い方を考えた方がいいですね。

夫の許可が得られなかったと説明する

「この前他の子を乗せた時に汚されちゃって、主人に怒られてしまった」

と、ご主人に悪役になってもらうのもスムーズです。

ご主人への愚痴を言うことで、相手は反論しづらくなりますよ。

運転に自信がないと示唆する

「以前ガードレールに擦ってしまって、人を乗せるのが怖い」

などと、自分の運転技術を使うのもいいですよ。

「大事な〇〇さんのお子さんに何かあったら大変だから」

と相手を想う素振りを見せれば、よほど図太い神経の持ち主でない限りは断れるでしょう。

他に用事があることを示唆する

「今週は時間がなくて、買い物して帰らないといけない」

嘘でもいいので、送り迎えの間に寄るところがあることを伝えましょう。

それでも勘の悪いママは頼んでくることがありますが、負けずに強く言い返してください。

ママ友に送迎をお願いするときは

では逆に、自分がお願いする立場になったら、どのようなことに気を付ければいいのでしょう。

トラブルになると子供にも影響を及ぼしかねないので、しっかり心配りをするようにしましょうね。

同じ人に頼まない

仲がいいからといっていつも同じ人に頼んでしまうと、相手に大きな負担を与えてしまいます

家が近い他のママ友に頼んだり、事前に都合が悪いと分かっている場合は休ませることも考えましょう。

送迎してくれたら「ありがとう、あなたも何かあったら頼ってね」と必ず感謝の言葉を忘れずに伝えてくださいね。

なんでも言いやすい雰囲気をつくる

あなたのお子さんが車を汚してしまったり、けんかをしてしまったり・・・ママ友はあなたに伝えた方がいいのか、迷うことでしょう。

「うちの子が何か迷惑をかけたら、教えてください」と事前に伝えておくと、何か失礼があった時に話しやすくなります。

親しき中にも礼儀ありですので、もし迷惑をかけたならばきちんと謝罪しましょうね。

行きは無理でも帰りは迎えに行く

急な事情で近所に住むママ友に習い事まで連れて行ってもらった・・・

ついでだから帰りもお願いしてしまおう、という考えは危険です。

なるべく迎えは自分で行けるように努力しましょう。

どうしても都合がつかなかった時は、相手にしっかりお礼の気持ちを伝えてくださいね。何かお菓子でもプレゼントするといいかもしれません。

習い事の継続を考える

もしもあなたが何度も送迎を頼んでいるのなら、その習い事を続けるか考えた方がいいかもしれません。

相手が「近所なんだし私も時間あるんだから、気にしないで」と言っていたとしても、それは子供のことを想って無理しているかもしれません。

自分での送り迎えが難しいと感じたら、周囲に迷惑をかける前に習い事をやめることも検討してみましょう。

まとめ

好きな習い事をさせてあげたいけれど、仕事や家事をしながら毎回送迎をするのは大変です。

仲がいいママ友と、負担を折半をしたくなることもあるでしょう。

しかし他人の子供を預かるということは、トラブルが起きる可能性が十分にあるということ。もし対応を間違えてしまうと、子供を傷つけてしまうかもしれません。

ママ友はいざという時に助け合える、心強い存在です。

子供が習い事に集中できるよう、しっかり話し合いお互いの気持ちを尊重して、いい関係を続けていけるようにしましょう。

 

マムパピのインスタグラムについて

mampapi-マムパピでは、2児の娘を持つママさんがインスタグラムにて、子育てママのお話を受け付けております。

妊娠・子育て中のお悩みや、育児のアドバイスなどDMやコメントで気軽にお話ししましょう♩

教育
ABOUT THE AUTHOR
この記事を書いた人
RK

静電気におびえて暮らしています。冷え性を改善しようと模索中。好きな食べ物はうどんで丸亀製麺大好きです。キャラクターはぐでたまとカービィが大好きです。よろしくお願いします。

mampapi(マムパピ)
トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました