子ども用の絵本を選ぶとき皆さんはどのような事に気を付けながら選んでいるでしょうか。
絵本の種類は数多くどれも良さそうに見えて迷った経験も一度はあると思います。
そこで今回は0~3歳の子供に実践したい読み聞かせのメリットと現役ママ実践の選び方を紹介しています。
年齢ごとに人気の絵本も紹介し、更には読み聞かせの注意点も書いているのでぜひこの記事を参考に子供への読み聞かせをしてみてください。
読み聞かせは子供にとても大切!
絵本の読み聞かせのメリット
子どもに絵本を読み聞かせることは以下のメリットがあると言われています。
・親子の信頼関係を深める
読み聞かせをする事で子供は親の愛情を感じ、自分の為に読んでくれているという満足感から自己肯定感が養われます。
読む時は必然的に親子の距離も近くなるので、親密度が高まりママの声に安心感を覚えます。
また親子の時間を作ることに繋がるので結果的に信頼関係を深める事ができます。
・感情や言葉を覚える
ストーリーを耳で聞きながら新しい言葉や表現方法を学ぶことができます。
主人公に感情移入する事で、嬉しい・悲しいなどの感情を覚え、後に自分の気持ちを自分で表現する事ができるようになります。
子供は真似をしながら言葉を覚えていくので、絵本から吸収した言葉を真似し応用して日常生活で使うようになります。
語彙力が増えるとコミュニケーション能力も高まるというメリットがあります。
・集中力がつく
読み聞かせの習慣をつける事で話を最後まで聞く「集中力」を身につけることができます。
子供が物事に集中する時間はとても短いです。
しかしこの短い時間も毎日少しずつ習慣化させると長くなっていきます。
集中力は小学校に入った後もきちんと教科書を見ながら先生の話を聞くことができる事に繋がるのでとても大切です。
この様に成長の段階でとても大きな要素をたくさん含んでいる読み聞かせをする効果はたくさんあります。
現役ママ実践の絵本の選び方のポイント5選
では実際に現役ママが実践する気を付けて選ぶべきポイントを5選紹介します。
1、 地域の図書館で人気の物を選ぶ
公共図書館では教育的に信頼が高いものが置いてあります。
その為公共図書館においてある本はどれも子供にとって良い物であると言えます。
その中でも図書館のオススメの物やよく貸し出されている物などは多くの人から支持されている証です。
子供コーナーなどにある掲示物や陳列棚で紹介されている物は特にオススメされている物が多いです。
2、長い間支持されているもの
世代を超えて長い間読まれている絵本も子供達から人気を得やすく学ぶことが多いとされています。
その為本屋さんなので「ロングセラー」と書かれている物を手に取ってみると良いでしょう。
ママ自身が「この本、昔読んだことがある!」と見つけた物はママも懐かしい気持ちに浸りながら読み聞かせをすることができるのでオススメです。
3、 年齢に合わせた物を選ぶ
0歳~3歳までは年齢ごとに分かる事が違うため、その年齢を対象とした物を選ぶようにしましょう。
特に0~1歳の絵本デビューには原色が使われていたり本の中に音が出たり触感を楽しめる工夫がされている物もオススメです。
まずは絵本に興味を持たせるところからスタートしましょう。
2歳以降は少しずつストーリー性のあるものを選んでいきましょう。
3歳以降は少しずつページを増やしストーリー展開がある物を選ぶようにしましょう。
最初から内容が理解できなくても大丈夫です。
子供は少しずつ内容が理解できるようになるので焦らないようにしましょう。
4、子ども自身に選ばせる
絵本を子供自身に選ばせるのもオススメです。
自分で選んだ本は愛着がわくので、読みたいという気持ちを高めてくれます。
あまり絵本に関心がない子も自分で選ぶことで興味を示すようになります。
特に2歳以降は男女でも好みが別れてくる時期で、どのような本が好きか自己主張もできるようになってきます。
その為自分で選ぶのも読み聞かせの一環としてさせてあげるとよいでしょう。
5、ママの直感で選ぶ
沢山本があるとどれにしようかなと迷ってしまいがちですが、そこはママの直感で選ぶのもオススメです。
読み聞かせが大切なのは分かっていても毎日するとなると負担に感じてしまうママも少なくありません。
そんな時はママが続けられそうな本を選ぶのも大切です。
ちょっと絵が多めの物や文章が少ない物でも大丈夫です。
読む側のママがこれなら読んであげられそうと思える物を選んでみましょう。
人気の絵本を年齢別に紹介
実際に読み聞かせを実践しているママ達から人気の絵本を年齢別に紹介します。
0歳 「いないいないばぁ」 作者:松谷みよ子 出版社:童心社
ママも抑揚をつけやすく、0歳児でも関心を示してくれるので絵本デビューにオススメの本です。
月齢が上がると自分でも「んーばぁ!」と言い出す子もいて、読むママも楽しみながら読める本です。
1歳 「だるまさんが」 作者:かがくい ひろし 出版社:ブロンズ新社
「だ~る~ま~さ~ん~が~」のリズムでコロコロ変わっていく絵や音が面白くて、思わず声を出して笑う子供が多いです。
リズムよく読めるのでママも楽しく読んであげることができます。
2歳 「しろくまちゃんのほっとけーき」 作者:わかやま けん 出版社:こぐま社
ホットケーキを作る過程が絵で分かるので、食育にも良いと好評です。
実際にページを見ながらホットケーキ作りに挑戦する親子もいて、親子共に人気の絵本です。
3歳 「ぐりとぐら」 作者:中川李枝子 出版社:福音館書店
ママが子供の時に読んだことのあると記憶に残っている人が多い本です。
子供にもわかりやすいストーリーで沢山の動物が出てくることも人気です。
親子共にこの本が好きというファンも多いです。
絵本を読む時の注意点
では選んだ本を読む時にはどのような事に気を付ければよいのでしょうか。特に注意したいポイントは以下の通りです。
1、 嫌がったら無理やり読まない
折角読んでいるのに本を閉じてしまったり、どこかに行ってしまったりというハプニングはよく起こります。
時には「もう読まない~!終わり~!」と子供から言い出す時もあります。
そんな時は無理して続けないで読ませるのをやめましょう。
2、 時間帯を決める
できれば毎日同じ時間に読み聞かせするようにしましょう。
そうする事でこの時間は絵本の時間と習慣化しやすくなります。
オススメの時間帯は夜寝る前です。
寝かしつけの儀式にもなり、読んだら寝るという流れに持っていきやすいです。
3、同じ本を読む
子どもは同じ本を何回も何回も読みたがります。
今読み終えたばかりなのに「もう1回~!」というものよくある事です。
大人は一度読むと満足してもう読まないですが、子供は一度読んでストーリーを知っているからこそもう一度読んで楽しみたいという思考があります。
その為同じ本を読みたがるのは子供の特徴と捉え同じ本を読むことも嫌がらないようにしましょう。
まとめ
子どもへの絵本の読み聞かせは親子の信頼関係を深め、子供の成長を促してくれます。
読み聞かせから得られるメリットも多くぜひとも毎日の習慣として取り入れたいものです。
この記事では絵本の選び方のポイント5選や読み聞かせの注意点を紹介しました。
年齢ごとに人気の絵本も紹介していますので、ぜひこの記事を参考にお子さんとの読み聞かせの習慣を取り入れてみてください。