皆さん、シーツを洗う頻度はどれくらいですか?
人によって「週に1回」「3日に1回」「1か月に1回」「3か月に1回」など、洗う頻度はバラバラです。特に寒い冬の時期ならどうでしょう。
夏とは違い冬は、汗もかかないし、干してもすぐ乾かないといった理由から、洗う機会がより減ったという方が多いような気がします。しかも、衣類やタオルは毎日洗うのが当たり前ですが、布団から外したり、サイズも大きいため、正直めんどくさいですよね…。
というわけで今回は!
シーツを冬に洗う頻度について、お届けしていきます。その他にも「正しい洗い方」や「不潔な状態にしているとどんなことになってしまうのか」など、詳しく解説していきます。
あまり洗ったことがない方にとっては、驚きの内容となっているのでお楽しみに!
冬に洗う頻度はどれくらい?
冬にシーツを洗うきっかけと言えば…
臭いが気になったり、汚れてしまった時などではないでしょうか。そのような事がない限り、見た目もキレイで臭いも気にならなければ、頻繁に洗おうとは思わないですよね。
しかし、実際のところ「冬に洗う頻度はどれくらいなのか」ひそかに気になるので、理想的な回数をお伝えします。
適切な洗う頻度は…
シーツを洗うことは「やるぞ!」くらいの気持ちがなければ、なかなか腰が上がらないほどの大仕事並みですが…。
冬は2週間に1回を目安に洗うことが理想です。ちなみに夏場は、週に1回は洗うようにしましょう。そのため、冬は1か月に1回や3か月に1回、もしくは1年に1回なんて、とんでもないという話です。
冬も夏同様に、1週間に1回でもOKなので、出来るだけこまめに洗濯をしてあげましょう。
洗う頻度が少ないとどうなるのか…
目立った汚れもなく、臭いもしないのに洗う頻度がなぜ「2週間に1回」なのか、とても気になりますよね。冬は洗濯物がなかなか乾きにくいイメージがあるだけに、洗う頻度が高いというのは納得がいかない方もいるかもしれません。
しかし、冬に洗う頻度が2週間に1回というのは、きちんと理由があります。冬は夏と同じく、寝ている間にしっかり汗をかいています。
その量はコップ1杯ほどとも言われており、寒い冬は特に毛布や掛け布団を何枚もかけて寝ているため、夏と同様の汗をかいています。
その上、エアコンを使用している場合は部屋の温度も上がっており、換気をしない空間で眠りについていませんか?換気もせず、毛布や掛け布団で温まったシーツは、ダニの宝庫となります。
ダニは高温多湿をとても好む害虫なので、冬の布団の中はダニにとって居心地の良い住みかとなります。また、人間から出るフケや食べかす、ほこりなどがダニの餌となり、布団の中はとんでもない状態になるというわけです。
また、布団の中は湿度も高くなるので、カビも発生しやすくなります。
カビやダニによる影響とは?
シーツを洗わずにずっと使い続けていると、ダニやカビが発生することが分かりました。ダニやカビが布団の中にいることは、ただ不衛生だけではなく、アレルギーを引き起こしてしまう恐れがあります。
冬の布団の中はダニの住みかとなり、そこにはダニの死骸やフンも散らばっているので、それが原因でアレルギーを引き起こすことがあります。
見た目には問題がないシーツでも、目では見えないだけで十分汚れています。素肌に触れるシーツは常に清潔にしておきましょう。
正しい洗い方や干し方を紹介!
ここではシーツの正しい洗い方や干し方について、お届けしていきます。冬のシーツを洗う頻度は2週間に1回ということですが、洗い方や干し方は自分のやり方で合っているのか気になりますよね?
シーツは洗濯機にポンッと入れるだけというイメージがありますが、少し手間を加える必要があります。そういったことも含めて、詳しく解説していくので参考にしてみて下さい。
正しい洗い方とは?
- シーツの洗濯表示を確認する。たらいのマークが記載されていれば、洗濯機で洗うことができるので、必ずチェックをする。
- 洗濯洗いOKなら、シーツに付いているゴミやホコリをコロコロなどを使用して汚れを落とす。
- 見えるゴミが取れたら、3つ折り畳んで、じゃばら折りにして洗濯ネットに入れる。洗濯機へ投入し、中性洗剤で通常通りに洗う。
洗剤は中性洗剤を使用し、柔軟剤は活用しないようにしましょう。柔軟剤を入れてしまうと、汗を吸い取りにくくなるため、洗剤オンリーでOKです。
じゃばら折りにする理由は、洗濯する際に水や洗剤が奥の方まで入りやすくなるので、とても綺麗に仕上がります。また、洗濯ネットに入れるのは、生地の傷みを防ぐためです。
洗濯ネットは100均でも販売されており、出来るだけ大きいサイズのネットを選びましょう。
正しい干し方とは?
【乾燥機の場合】
まずは洗濯表示をチェックして、乾燥機使用できるのか確認しておきましょう。乾燥機OKが分かれば、あとは乾燥機に入れて乾かすだけです。生乾き防止のため、他の衣類と一緒に洗わないのがポイントです。
【外干し】
外干しする場合は、風通しが良い場所を選び、生地が重ならないように広げて干すのがポイントです。物干し竿を2本活用して、M字に干せば、風が通る面積が多くなるので、干す時間も短縮されます。
【部屋干し】
部屋干しをする場合も、生地が重ならないように干します。室内でシーツが干せるほどの物干しがないときは、椅子を活用します。椅子を4つ並べて、その上に広げることで、風通しもよく、短時間で乾かすことができます。
また、風機やエアコンを使用して、乾かすことも可能です。ちなみに、コインランドリーを活用して、洗濯と乾燥を行うのもおすすめです。
忙しい人におすすめなのが…
忙しい方にとって、冬にシーツを洗う頻度が「2週間に1回」は、さすがに無理という場合もあるでしょう。また、部屋が狭くて、室内干しも難しいなど、さまざまな理由から大きいサイズが洗いにくい場合もあります。
そんな方におすすめの方法や、洗濯アイテムがあるので、いくつか紹介していきます。どれもホームセンターなどで販売しているものばかりなので、是非参考にしてみて下さい。
敷きパッドを活用する
シーツは布団から外す手間がかかるので、まず取り外すことから大変ですよね。そこでおすすめしたいアイテムが「敷きパッド」です。シーツの上に敷きパッドを敷くだけなので、洗濯するときに敷きパッドのみを外して、あとは洗濯すればOK。
ファスナーが付いていることもなく、子供でも簡単に外せるので、一切めんどくさくありません。夏は涼しいタイプ、冬には温かい素材など、種類も豊富なので探してみて下さい。
シーツを数枚用意しておく
1枚しか家にない場合は、同じものを繰り返して使用しなければいけないので、洗う頻度もどうしても増えてしまいます。しかし、数枚確保しておけば、新しいモノに替えて、時間があるときにまとめて洗うことができます。
セールなどで安く買えるときに、まとめて何枚かゲットしておくと良いでしょう。無地や柄など、色々なタイプを購入しておけば、気分転換にもなるのでおすすめです♪
すのこベッドなどを活用する
冬は湿気も多く、布団もジメジメしやすいので、折りたたみ式のすのこベッドなどを活用すれば、室内で布団ごと干すことができます。
簡単に干せるので、カビ対策にもなり、洗う頻度も減らすことも可能です。すのこベッドがなければ、布団やマットレスを壁などに立てかけて、風通しするのも良いでしょう。そうすることで、湿気のたまりを防ぐことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?「洗う頻度が想像以上に多い」と思われたかもしれませんが、ダニやカビを防止するためにも、2週間に1回は洗うことをおすすめします。
清潔で綺麗なシーツは寝心地も抜群です!少し手間がかかってしまいましが、快適な睡眠が得られるためにも、冬の洗濯は欠かさず行いましょう。
忙しい方や時間がない方は、今回おすすめしたアイテムなどをフル活用してみて下さい!