幼児がロングヘアにしていると、可愛らしい印象ですよね。
いろんな結び方ができておしゃれで楽しいですし、髪型に合わせて洋服を選んだりしてドレスアップも楽しめます。
髪の毛を伸ばしていると女の子らしいと思われますが、最近は、男の子のロングヘアも増えているそうです。親の都合で子どもの髪の毛を切らせていない場合や子どもが髪を切るのを嫌がるからという場合もあり、幼児によってロングヘアにしている理由はいろいろとあります。
ここでは、幼児がロングヘアにする理由とメリット・デメリットをご説明していきます。
合わせて、毎日の髪のお手入れ方法や嫌がる子どもの散髪をする方法についても解説しますので参考にしてみてくださいね。
幼児がロングヘアにする理由
幼児がロングヘアにしているのには、さまざまな理由があります。
ここでは、髪を長く伸ばしている子どもを持つママたちの声を集めてみました。
男の子に間違えられないようにするため
女の子ですが、顔が男の子っぽいので、髪が短い赤ちゃんの頃は男の子に間違えられることが多かったです。
男の子に間違えられないようにするために、髪の毛を伸ばすようになりました。
女の子が欲しかったため
本当は女の子が欲しかったけど、産まれてきた子が男の子でした。
長髪にしていると、女の子みたいにかわいく見えます。
七五三のため
七五三で女の子に一番人気がある髪型は、アップスタイルですよね。
着物に似合う髪型をさせてあげたいということで、七五三が終わるまで髪の毛を伸ばしていました。
幼稚園・保育園のお遊戯会のため
お遊戯会が終わるまでは、髪の毛を切らないでくださいと幼稚園の先生に言われました。
お遊戯会では、男の子も女の子もキレイに髪をセットしてみんなの前に出ました。
女の子はアップにしてかわいい髪飾りを付けていました。
筆を作るため
髪の毛で筆を作るためには、長さは5~6cmくらい必要です。
前髪は切るけれど横と後ろは伸ばして、七五三が終わると切って筆にする人も多いようです。
子どもが伸ばしたがるため
本人が絶対に切りたくないそうで、髪の毛がお尻まで伸びています。
あまりにも長すぎると不潔だから切って欲しいのが本音です。
美容院に連れて行くのが面倒なため
美容院に頻繁に連れて行くとなると、その時間を作らないといけないし面倒に感じます。
結局、年に2回くらいしか美容院に連れて行っていません。
切るのを嫌がるため
発達障害のある子どもが、ハサミやバリカンを持ってくると怖がって暴れて泣きわめいてしまいます。
そのため散髪が難しいので、切る頻度が少ないです。
かなり伸びてから、やむを得ず切っています。
切る時は、子どもを押さえつけて大人2人がかりで切っています。
幼児がロングヘアにすることによるメリットとデメリット
特に女の子は長髪に憧れている子が多いので、ロングヘアにしたがる子はたくさんいますよね。
そこで、幼児がロングヘアにすることによるメリットとデメリットを述べてみようと思います。
幼児のロングヘアのメリット
- 女の子らしい感じがする
髪の毛が長いと「女の子」という感じでかわいらしいです。 - ヘアアレンジがいろいろできる
三つ編みにしたりお団子ヘアにしたり、いろんな髪型ができて楽しめます。 - おしゃれの幅が広がる
髪型によって服を変えるなど、おしゃれの幅が広がります。 - 頻繁に美容院に行く必要がない
髪が短いと2ヶ月に1回くらいの頻度でカットが必要ですが、髪を伸ばしている場合半年に1回くらいしか美容院に行かずに済みます。 - 寝ぐせが気にならない
髪が短いと寝ぐせが目立ちますが長髪だと寝ぐせがついていても気になりません。
幼児のロングヘアのデメリット
- 髪の手入れに時間がかかる
洗う、乾かす、くしでとかす、結ぶといった髪の手入れに時間がかかります。毎日のことなので非常に大変です。特に朝起きた時にからまった髪をくしでといてほどくのが面倒に感じます。 - 食事の時に不潔な場合がある
食事の時に、食器の中に髪の毛が入ったり、食べものと一緒に髪の毛が口に入ってしまうのを見ると、不潔に感じます。 - 女の子に間違えられる
男の子が長髪だと、女の子に間違えられることがあります。髪が長いから女の子だと思い込んでしまうんですよね。
幼児のロングヘアのお手入れ
髪の毛は毎日ケアしてあげたいですよね。
子どもの場合は毛穴が成長途中なので、まだしっかりとした髪の毛が生えてきていません。
髪や頭皮はデリケートですし、髪の毛が細いので絡みやすいです。
ここでは、幼児のロングヘアのお手入れ方法を説明します。
寝る前にお風呂に入るという前提で、毎日のお風呂でのお手入れ方法を解説します。
お手入れを怠ってしまうと、翌朝起きて髪の毛が大変なことになるので、丁寧にお手入れをしてあげましょう。
洗髪前にブラッシングをする
髪が乾いた状態でブラッシングをしてあげましょう。
髪の毛についたゴミやホコリを取り除き、もつれた髪を解きほぐします。
ブラッシングをすることによって、頭皮の汚れを浮き上がらせる効果もあります。
お湯で予洗いする
シャンプー前に、頭をお湯でしっかり予洗いしましょう。
ブラッシングで浮かせた汚れを、お湯でしっかり流します。
お湯で予洗いをすることによって、シャンプーの泡立ちがよくなります。
お湯の温度は39℃くらいのぬるめにします。
熱すぎると油分をとりすぎてしまうので、頭皮が乾燥してしまいます。
お湯の温度には注意しましょう。
シャンプーはたっぷり泡立てて
しっかりとシャンプーを泡立てて、たっぷりの泡で頭皮を洗いましょう。
指の腹を使って優しくマッサージします。
ヌルヌルしなくなるまですすぐ
シャワーでヌルヌルしなくなるまでしっかりとすすぎます。
シャンプー剤が残ってしまうと、毛穴に詰まってトラブルになってしまいます。
お風呂上がりはしっかり乾かす
お風呂から上がったら、タオルでしっかりと髪の毛を拭きます。
吸水性の良いタオルを使うか、タオルを2枚使うなどして、しっかりと水分を拭き取りましょう。
そして、ドライヤーを使って完全に乾かします。
髪を乾かすに寝てしまうと、翌朝起きた時に、髪の毛が絡まってしまいます。
特に子どもは寝相が悪いので、くしでとかすのが大変なことに。
髪をしっかり乾かしてから寝かせましょう。
ヘアオイルを付ける
寝る前に、椿油やオリーブオイルなどの髪油を、子どもの髪に付けてあげましょう。
ヘアオイルを付けることによって、髪の毛が絡まるのを防いでくれます。
嫌がる子どもの髪を切る方法
2歳前後のイヤイヤ期や発達障害児など、髪の毛を切るのを嫌がってなかなか切らせてくれない子どももいます。
でもなんとしても切って欲しいという場合は、以下の方法を試してみてください。
おもちゃで遊ばせながら
お気に入りのおもちゃや新しいおもちゃを見ると、子どもはおもちゃに集中します。
子どもがおもちゃに気を取られている隙に、髪の毛を切ります。
動画を見せながら
テレビやDVDなどの動画を見せると、子どもは夢中で動画を見ます。
子どもが動画に集中している間に、髪の毛を切ります。
バリカンを使う
男の子にはバリカンを使うと、楽に髪を切ることができます。
多少子どもが動いても、片手で子どもの頭を軽く押さえてバリカンを当てるだけなので、失敗も少なくキレイに切ることができます。
バリカンといえば男の子の丸刈りをイメージするかもしれませんが、アタッチメントを付ければ7cmまでの長さに調節できるので、女の子のカットにも使うことができます。
くしとカミソリ一体型のすきカミソリを使う
くしとカミソリ一体型のすきカミソリという便利グッズがあります。
髪をとくだけで手軽にヘアカットができます。
ハサミで切ると斜めになったり切り過ぎたりして上手に切れないという方は、こちらのグッズを使うと自然な仕上がりになりますよ。
まとめ
幼児がロングヘアにしている理由やメリット・デメリット、お手入れ方法、嫌がる子どもの散髪方法についてご理解いただけたでしょうか?
髪の毛を切りたくない、伸ばしておしゃれをしたい女の子は、子ども時代にしかないキレイな髪で、おしゃれを楽しんでくださいね。
また、散髪を嫌がる幼児には動画で気を紛らわせたり、便利グッズを使ったりして、髪を切ってみてください。