幼児のお肌はスベスベしていてキレイだから化粧水なんていらないんじゃないの?と思われるかもしれません。
しかし、大人に比べて幼児期の皮膚は薄いため、意外とトラブルが多いのです。
特に現代は快適に温度調節された空間で過ごす機会が多く、部屋の乾燥がお肌の乾燥につながってしまいます。
乾燥肌を放っておくと、湿疹ができやすくなって、かゆみが出てくる場合もあるので気を付けましょう。
かゆみのせいで眠れなくなってしまうこともあるので、乾燥肌にならないようにしたいですね。
乾燥肌を予防するには、皮膚を清潔にして保湿をしてあげることが大切です。
幼児の肌荒れ対策には、適切なスキンケアが必要です。
トラブルを事前に回避するためにも、普段から保湿ケアをしておくとよいでしょう。
ここでは、スキンケア用品の中でも、幼児の化粧水について説明します。
デリケートな幼児におすすめの化粧水もご紹介しますので、もしよかったら参考にしてくださいね。
幼児の肌荒れ予防には化粧水が必要
幼児のお肌は見た目がキレイで、なんのトラブルもないように思われますよね。
でも実際のところ、子どもの皮膚は薄いので乾燥しやすくデリケートな肌質をしています。
幼児の皮膚は大人よりも薄く、皮脂を分泌する機能が未熟なため、刺激に弱い状態になっています。
乾燥しやすいので、油断をするとカサカサした皮膚になり、かゆみを伴うことも多いです。
乾燥肌になり、皮膚のバリア機能が低下すると、皮膚感染症にかかりやすい状態になってしまいます。
皮膚トラブルを起こさないようにするためには、普段からのスキンケアが大切です。
幼児の皮膚は皮脂量も水分量も少ないので、化粧水でうるおいを補ってあげるとよいでしょう。
毎日保湿ケアをしてあげることによって、子どもの肌荒れを防ぐことができますよ。
幼児の皮膚に適した化粧水を選ぶポイント
幼児のための化粧水を選ぶポイントは、お肌に優しいものを選ぶことです。
デリケートな幼児の皮膚には、できるだけ低刺激なものを使いたいですよね。
合成界面活性剤・アルコール・着色料・香料・パラベンといった添加物は刺激が強いので避けるようにしましょう。乾燥しやすい幼児の皮膚に適した化粧水は、保湿がしっかりできるものを選ぶことが大切です。
ママと子どもが同じ化粧水を使えば、コスパがよくスキンケアの時短にもなります。
家族みんなで同じものを使って、保湿ケアをするとよいですね。
保湿に有効な成分が含まれている化粧水を選ぶ
保湿力を高めるために、保湿に有効な成分が含まれた化粧水がおすすめです。
保湿に有効な成分はいろいろありますが、皮膚の水分保持に効果のあるセラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどが配合されたものを使うとよいでしょう。
保湿ケアはお風呂上がりに行う
子どもは汗っかきなので、毎日のお風呂は欠かせません。
お風呂で汗や汚れを落として皮膚を清潔にすると同時に、必要な皮脂やうるおいも流れ落ちています。
うるおいを補うために、お風呂上がりに保湿ケアをしてあげるとよいでしょう。
お風呂に入る時の注意点として、熱いお湯に長時間浸かると皮膚の保湿成分が流れ出してしまい、お肌の乾燥を招いてしまいます。お湯の温度は40度以下のぬるめに設定し、5~10分程度浸かるようにするとよいでしょう。
また、石けんで体を洗いすぎると、乾燥肌が悪化することがありますので気を付けてください。
石けんで体を洗うときは、たっぷりの泡で、手で優しく洗ってあげるとよいでしょう。
幼児におすすめの化粧水7選
ここからは、ママと子どもが一緒に使えて肌荒れを防いでうるおいを守ってくれる、人気の高いおすすめの化粧水をご紹介します。入浴後など、毎日の保湿ケアに使うことをおすすめします。
ボタニカル ローション
『ボタニカル ローション』は、植物由来成分が95%配合された、無添加・低刺激のローションです。
刺激になる可能性のある成分を避け、水分保持に優れた成分を厳選し配合されています。
敏感肌や乾燥肌など、皮膚トラブルを起こしやすい子どもにも安心して使うことができます。
セラミドやヒアルロン酸Naなど保湿効果の高い成分が、外部刺激や乾燥からお肌を守ってくれることで、うるおいのあるお肌に導いてくれます。
ママ&キッズ ベビーミルキーローション
『ママ&キッズ ベビーミルキーローション』は、毎日の全身ケアに適したべたつかない乳状ローションです。
お肌に本当に必要なものだけを厳選した成分が配合されていて、デリケートなお肌のバリア機能をサポートします。このベビーミルキーローションは、ワセリンより潤います。
使い続けることによって、水分・油分のバランスがとれた健やかなお肌を保持することができます。
ママ&キッズ スキンコントロールローション(さっぱり)
『ママ&キッズ スキンコントロールローション(さっぱり)』は、お肌と同じうるおい成分がたっぷり配合され、バリアヒアルロン酸が肌荒れを改善に導きます。
あせもや乾燥によるかゆみがあるときにおすすめです。焼け後の全身のケアにも使えます。
アロベビー ミルクローション
『アロベビー ミルクローション』は、天然の皮脂であるホホバオイルやシアバターをたっぷり配合したローションです。天然由来成分99%・無添加なのでお肌に優しく、すっとなじんで、しっかりうるおいをキープし、皮膚が薄い幼児のお肌を外部刺激から守ってくれます。
ピジョン ベビーミルクローション
『ピジョン ベビーミルクローション』は、赤ちゃんの胎脂に近い保湿成分が配合されていて、お肌にやさしく、しっとりなじみます。伸びがよく使い心地の良い、乳状タイプのローションです。
弱酸性・無着色・無香料・パラベンフリーなので、子どもにも安心して使えます。
薬用ユースキンS ローション
『薬用ユースキンS ローション』は、無香料・無着色・低刺激性でさらっとべたつかず、しっとりしたジェルタイプのローションです。
さっぱりとした使用感で、お肌にふっくらとうるおいを与えてくれ、敏感肌にも使えます。
水分を多く含んでいるジェルが、塗ると水のようになってすっと伸びるので、全身に塗りやすいです。
ジョンソンベビー すこやかナチュラルローション
『ジョンソンベビー すこやかナチュラルローション』は、乾燥肌対策におすすめのローションです。
べたつかず伸びのよい、さっぱりとした使い心地です。
天然由来成分が配合されていて、カサカサした乾燥肌でも、しっとりとうるおいが続くお肌に導きます。
どうしても皮膚トラブルが解消されないなら病院へ
化粧水を使ってきちんとケアをしているつもりでも、皮膚トラブルがひどくなった時は病院で診てもらうことも考えましょう。
幼児のお肌は大人よりも薄くとてもデリケートなので、病院で処方されたものを使うのがよい場合もあります。
また、かゆみがひどくなりかきむしってしまうとお肌に跡が残ってしまう場合もあります。
皮膚トラブルがひどくなる前に、早めに対処しておきましょう。
まとめ
幼児の皮膚は大人に比べて薄くてデリケートなので、外部刺激や乾燥に弱いです。
きれいに見えるお肌でも、スキンケアを怠ってしまうと、肌荒れを起こしてしまう可能性があります。
ですから、普段からきちんとスキンケアをしてあげるようにしましょう。
毎日の入浴で清潔にしてあげることはもちろん、無添加でお肌の保湿に有効な成分が配合された化粧水を使って、なめらかなお肌をキープできるようにしてあげてくださいね。
ただし、市販の化粧水を使ってみてもどうしても肌荒れが改善されないようでしたら、病院で診てもらうことも考えましょう。
薬を使いたくないという気持ちもわかりますが、子どもの肌荒れを一刻も早く改善することを優先してあげてくださいね。