赤ちゃんにおもちゃを選ぶ際に悩むのが、どの月齢でどんなものを選ぶべきかということです。
「選び方に失敗したくない」「数が多すぎてよくわからない」と思っていませんか?
また、どの月齢でファーストトイを与えるべきなのか?と疑問に思うママも少なくありません。
この記事では月齢別に赤ちゃんの特徴とぴったりなおもちゃをご紹介します。
初めてのおもちゃはどの月齢で与える?
初めて手にするおもちゃのことを「ファーストトイ」と言います。
ファーストトイはこの月齢から与えましょうという定義はなく、新生児から使えるものも多くあります。
ママ・パパからファーストトイをプレゼントしたのはいつ?というアンケートによると、生後0カ月が最も多い結果でした。
新生児はまだ視力が弱く、自分で遊ぶことも難しいのでママが音を慣らしてあげるようなファーストトイがぴったりです。
おもちゃの上手な選び方はまず月齢にあったものを
おもちゃを上手に選ぶコツは、まずは発達段階に合った月齢にあうものを与えることです。
例えば、ねんね期には指先を使うようなものはまだ難しく、寝転んだまま楽しめるものが最適です。
簡単すぎても難しすぎてもせっかくの遊ぶ意欲を失ってしまうことにつながります。
月齢に合わせて好奇心を最大限に引き出せるような工夫がされているので、購入する際には対象月齢を必ず確認しましょう。
また、対象月齢以外にも上手に選ぶためのポイントを3つほどご紹介します。
おもちゃを上手に選ぶポイント①
まずは安全性が高いものを選びましょう。
赤ちゃんは口が大事な情報源であり、何でも口に入れてみてどんな感触なのか、食べ物なのかということを日々学んでいきます。
一方で安全性が高いものでないと、誤飲につながったり、けがをしてしまったりと危険を伴います。
おもちゃは誤飲防止のために1つ1つのパーツが大きくなっていたり、角が丸くなっていたりと、安全性に配慮されているものがほとんどです。
しかし、安全なつくりでも月齢にあっていないと危険が伴う場合もあるので注意しましょう。
おもちゃを上手に選ぶポイント②
丸洗いができるかというのも大事なポイントです。
赤ちゃんが口にいれてベタベタになった状態を放っておくと雑菌が増えてしまいます。
また、お出かけをしていると知らず知らずのうちに落としてしまうこともあり、汚れがちです。
除菌シートでこまめに拭くことも大切ですが、洗濯ができたり水にぬれても大丈夫なものだと丸洗いができて清潔に保つことができます。
冬はウイルスも増える時期なので衛生面には気をつけたいですね。
おもちゃを上手に選ぶポイント③
電車やバスといった公共の場でぐずった場合に助かるのがコンパクトに持ち歩けるおもちゃの存在です。
折りたたむことができる素材だったり、もともとコンパクトなサイズなものを選ぶと持ち運びの際に荷物にならずに楽にお出かけができます。
特に、ベビーカーに取り付けるヒモやクリップがついていると、ぐずってから慌てておもちゃを取り出さずに済みます。
【月齢別】赤ちゃんの特徴とおすすめのおもちゃ
月齢別に、赤ちゃんの特徴とおすすめのおもちゃを厳選してご紹介します。
発達段階にぴったりで楽しく遊べるものを選びましょう。
新生児期 0カ月の特徴とおすすめのおもちゃ
新生児期はまだまだ五感が発達しておらず、視界もぼんやりとしていますが、耳から入ってくる音の情報が1つの刺激です。
ほとんどの時間を寝て過ごす新生児期におすすめなのが、ずばり音がなるタイプです。
特に優しい音楽が鳴るメリータイプだと新生児期の赤ちゃんでも興味を示します。
くまのプーさんえらべる回転6WAYジムにへんしんメリー
・ジムやビジー、つかまり立ち台としてまで長く遊べる
・手洗いOKのぬいぐるみは、取り外し可能で持ち運びも容易
出産準備や出産祝いとしても定番の、プーさんのメリーは長く遊べて失敗しないファーストトイとして評判が高いです。
寝ているだけの新生児の頃でもメリーがゆっくり回って目で物を追う練習になりますし、オルゴールや胎内音といった効果音で寝かしつけにもぴったりです。
取外し可能なぬいぐるみはお出かけにも便利な上、手洗いで丸洗いができるので衛生面も心配ありません。
おねんね期(低月齢)1-4カ月の特徴とおすすめのおもちゃ
おねんね期は、目で物を追うことができるようになるのが特徴です。
3ヶ月をすぎると首も座り始めます。
また、腹ばいや寝返りができるようになる子もいるので、成長に合わせて寝転び以外でも遊べるものを選びましょう。
赤色や黄色といったはっきりとした鮮やかな色がこの時期には見えやすい色という点も重要なポイントです。
オーボールラトルレッド
・認識しやすい赤色
・シャカシャカ音も一緒に楽しめるラトル型ボール
低月齢でも握りやすいボール型のおもちゃです。
オーボールにはさまざまな種類がありますが、なかでもおすすめなのがオーボールラトルレッドです。
赤ちゃんが最も認識しやすい赤色で、少し触れただけでもシャカシャカとビーズの音が鳴るので初めてのボール遊びにぴったりだと言えます。
別売りの『オーボール オーリンク』と呼ばれるストラップがあればベビーカーに付けることも可能なのでお出かけにも最適です。
おすわり期(低〜中月齢)5−7カ月の特徴とおすすめのおもちゃ
5〜7カ月頃のおすわり期は、おすわりができるようになり、興味があるものに手を伸ばしたり、指先で物をつかもうとする動きが出てくるのが特徴です。
赤ちゃんの好奇心を伸ばせるような自分の手でつかめるものが特におすすめです。
フィッシャープライス ブリリアントベーシックゆらりんタワー
・5つのリングで色の違いや大きさの違いを触って学べる
・座ったままの状態で自分の手でつかんで遊べる
ブリリアントベーシックゆらりんタワーは5色の色と大きさが違うドーナッツ状のリングをタワーにはめるタイプです。
まだこの時期にははめることは難しいですが、両手にもってカンカンと音を慣らしたり、ポトンと落としてみたりと遊べる幅が広いのが特徴です。
輪っか状で転がしてみると、ぐるぐるとらせん状に転がるので目で追うだけでも楽しめますし、はいはいの練習にもなります。
はいはい期(中〜高月齢)8−10カ月の特徴とおすすめのおもちゃ
8〜10カ月頃のはいはい期は、はいはいで行動範囲がぐっと広がったりつかまり立ちで視界の違いを楽しむことができます。
はいはいの間は座ったままでも遊べ、たっちの練習も一緒にできるようなものがおすすめです。
フィッシャープライス おして!しまうまくんのバイリンガルウオーカー
・日本語と英語の音声で英語も聞いて学べる
・手押し車としてあんよのサポートも
座ったままの状態で指先を使った遊びができる工夫がされているだけでなく、押して歩くとしゃべりだすのであんよの練習も促すことができます。
日本語と英語のバイリンガル音声なので遊びながら楽しく英語を学べるのも嬉しいポイントです。
たっち・あんよ期(高月齢)11カ月〜の特徴とおすすめのおもちゃ
11カ月〜1歳頃のたっち・あんよ期に近づくと色や形の判別ができたり創造力が豊かになってくるのが特徴です。
赤ちゃんの好奇心を伸ばせるような仕掛けがたくさんあるようなものがおすすめです。
たのしく知育やみつきボックス
・20の仕掛けと35の知育刺激で飽きづらい
・自分から遊ぶ環境を作れる
たのしく知育やみつきボックスには赤ちゃんの興味を引き出すような細かい仕掛けが詰まっています。
鍵を回す、ソープボトルを押すといった日常生活で使う動作も遊びながら学べるのがポイントです。
自ら指先を使って遊びながら学習する手助けをしてくれます。
おもちゃは月齢に合った赤ちゃんが喜ぶ物を
赤ちゃんのおもちゃは月齢に合わせて選ぶことが一番大切です。
月齢に合わせることによって、赤ちゃんが楽しく遊べるだけでなく、発達をサポートすることにも繋がります。
おもちゃには必ず対象年齢が記載されていますので、発達具合をみながらぴったりなものをぜひ見つけてあげてください。