年末へ近づくにつれて「やらなければいけない事」がありますよね?
そうです。それは『大掃除』
大掃除をせずに年を越すのも嫌だし…。だからといって、やりたいわけでもなく…。腰がなかなか上がらないくらいにめんどくさい年末行事でもあります。
そんな重たい空気を消し去るためにも今回は!
「大掃除のコツと順番」を詳しく紹介していきます。普段適当に掃除をしていた方も、順番やコツをしっかり抑えながら掃除をすることで、新年も気持ちよく迎えることができます。
まずは、スムーズに行うための順番から一緒に見ていきましょう。
1日で終わらせる順番とは?
大掃除と言えば「何日も前から少しずつやらなければいけない」と思ってはいませんか?忙しくて時間がない方にとっては、そこからが苦行ですよね。
そんな方に向けて、1日で終わらせる順番をお届けしていきます。順序良く掃除をしていくことで、何日も必要とすることなく、1日で完了します。
「何から始めたら良いのか分からない」という方にとっても、かなり必見な内容となっているので、是非参考にしてみて下さい。
順番その1:まずは水回り
まずはキッチンのシンクやお風呂場、トイレといった水回りを徹底的にスッキリさせていきましょう。シンクや浴槽は大きいモノを洗う時に、必要なスペースなので、洗浄しておきます。
また、大きいモノを洗う際は、細々しているアイテムが邪魔になるので、洗剤などが飛び散らない場所にまとめて置いておくと良いでしょう。
水回りは、水垢がぎっしり付いていることもあるので、丁寧に磨く必要があります。シンクや浴槽は浸け置きが終われば、再度綺麗にしておきましょう。
順番その2:コンロ周り
コンロ周りはとにかく油汚れがすごいので、洗浄にすごく時間がかかってしまいます。そのため、換気扇やコンロのパーツを外したら、シンクに浸け置きしておきます。
そして、シンク周りのタイルも油でギトギトですよね。その油汚れはすぐに磨いても取れないので、洗剤を吹きかけて時間をおく必要があります。
そのため、コンロ周りは何かと時間を必要とするため、早い段階で手を付けていかなければいけません。
それと同時進行で、お風呂場の清掃が終われば、浴槽の中に水を貯めて洗剤を入れ、カビや水垢の付いたおけや椅子を浸け置きしておきましょう。
汚れがひどいアイテムは、浸け置きしなければいけないので、早い段階から行うのがポイントです。
順番その3:各部屋のほこりを落とす
各部屋を綺麗にする際、まずは床から始めたくなりますが、それは間違いです。まずは、カーテンレールの上や家具の上にたまったほこりを落としていきましょう。
天井付近や電気周りにもほこりは付着しているので、そこも必ずチェックが必要です。特に寝室は、布団や毛布、衣類から出るほこりたちの宝庫なので、徹底的に落としていきます。
ほこりを落とすときは、マスクをお忘れなく!
順番その4:各部屋を掃除機&床拭き
各部屋のほこりを落とした後は、掃除機をかけていきましょう。ベッド下など届かない場所は、フロアワイパーを使って、ほこりを取り除いていきます。
掃除機をかけたら、あとは床を拭けばOKです。雑巾や古着などを活用して、隅々まで拭いていきましょう!家具の間にも汚れが貯まっているので、針金ハンガーを伸ばして、先に雑巾を巻き付けたら、隙間に突っ込みます。
手が届きにくい場所も、そういった工夫をすることで、ほこりや汚れを取り除くことができます。水拭きをしたときは、必ずから拭きを忘れないようにしましょう。
床が濡れたまま放置していると、カビの原因にもつながるので、2度拭きは必須です。
順番その5:玄関
大掃除の最後は、玄関です。玄関に出しっぱなしの靴や、靴箱の中に履いている靴は全て、他の場所に置いておきます。まずは、空っぽになった靴箱の砂やホコリを落とします。靴箱の中は湿気が貯まりやすいので、開けっ放しにしておき、風を通しておきましょう。
次に、玄関のホコリや汚れはほうきとちりとりを使って掃くことで、一気にスッキリします。その後、雑巾で水拭きをしたり、デッキブラシで汚れを落とします。
大掃除を機に、履かない靴や、古くて汚い靴などを処分するのもおすすめです。玄関をピカピカにすることで、家の中の気も良くなります。普段やらない場所も丁寧に手をかけることで「家の顔=玄関」が明るくなりますよ!
スムーズに進めるコツとは?
ここでは大掃除を1日で終わらせるため「スムーズに進めるコツ」をお届けしていきます。
事前にしておかなければいけない事もありますが、それを「やるか」「やらないか」では、終わらせる時間がどんどん変わっていきます。それでは、お役立ち情報ばかりなので、是非参考にしてみて下さい!
コツその1:日程を決める
日程をあいまいにしておくと、やる気も出ず、日にちが伸びていき、最終的には何もしない年末になってしまいます。家族がいるご家庭では、カレンダーに「大掃除」と分かるように赤文字で書いておくのもおすすめです。
誰もがやりたくない仕事ですが、あえて文字でアピールしておくことで「やる気」がみなぎります。
コツその2:いらないものを処分しておく
大掃除を行う前に、必ずいらないものを処分しておきましょう。この作業は、当日にするのではなく、事前に少しずつ捨てていきます。
大型のゴミは業者にお願いしたり、持ち運びの場合もあるため、早めに事前予約をしておくようにしましょう。部屋の中をスッキリさせることで、隅々まで綺麗にすることができます。
なかなかモノを捨てることもないので、これを機に使わないモノやいらないモノを思い切って処分しちゃいましょう!
コツその3:掃除グッズを用意しておく
家にある洗剤では足りない場合や、必要なアイテムもあるので、リストを作っておくと良いでしょう。
「台所にはこの洗剤、お風呂場にはこのアイテム…」といったように、どんなグッズがどれだけ必要なのか書いておけば、用意しやすくなります。
便利なアイテムやグッズは100均でも手軽に購入することができるので、是非チェックしてみて下さい。ちなみに、雑巾は古着などで十分応用できるので、処分する前に汚れ落とし用としておいておきましょう。
コツその4:頑張りすぎない
完璧を求めすぎて、頑張りすぎると、どうしても嫌になってしまいます。「絶対に1日で終わらせてやる!」という気持ちも大切ですが、どうしてもできない場合は翌日に回しても良し。
気負いしすぎて「やーめた」と、途中で投げ出さないためにも、頑張りすぎないことです。「全部ピカピカにする」という気持ちも大切ですが、自分が出来る範囲をクリーンにしていきいましょう。
コツその5:家族で取り組む
家族がおられる場合は、みんなで協力して行いましょう!家が広ければ広いほど、1人で頑張るのは大変です。家族で役割分担を決めて、それぞれに手伝ってもらいます。
子供たちには、自分が出来る範囲の役割を与えてあげることで、最後まで頑張る気持ちが沸いてくるはずです。家族みんなで協力した夜は、ご褒美に外食も良いかもしれません。
家族に協力してもらって、少しでも負担を減らすことで、時間の短縮にもつながります。
コツその6:思い出に浸らない
大掃除あるあるといっても過言でもないのが「アルバムを見続けてしまう…」ではないでしょうか。その他にも思い出の品を見つけて「これあの時の…」など、どうしても思い出に浸ってしまいます。
しかし、この時間はとてももったいないので、とにかく見ないようにします。全て終わった後のお楽しみにおいておくのも良いかもしれません。
まとめ
大掃除は重労働というイメージがありますが、順番とコツさえ抑えておけば、1日で終えることも可能です。「頑張りすぎない」をモットーに気楽な気持ちで行うのもポイントですよ!
少しでも負担を減らすためにも、家族に協力してもらいながら、部屋中をピカピカにしていきましょう。まずは、大掃除の日程を決めることから始めませんか?