待望の女の子。おしゃれな服やかわいい服をたくさん着せてあげたいですよね。
でも、赤ちゃんってどんな服を着せたらいいんだろう? ベビー服には色々種類があって、選ぶのが難しい…。
新米お父さんお母さんには、こんなお悩みが多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では子供の服を選ぶ時のポイントと、0歳~1歳までの女の子のコーディネートをご紹介します。
ポイント1 子供服(0歳~1歳)のサイズ
ベビー服を選ぶ際にはまず、赤ちゃんの発達とサイズの目安を確認しましょう。
赤ちゃんの成長には個人差があるので、あくまで目安として参考にしてみてください。
新生児~2ヶ月(ねんね期)
50cm~60cm
生まれてすぐ~1ヶ月ほどは、基本的に外出せずに家で寝ている期間です。家の中にいることがほとんどなので、赤ちゃんの快適さとお世話のしやすさを優先した服装で大丈夫です。
この時期の行事には、お七夜、お宮参り、1ヶ月検診などがあります。
3ヶ月~5ヶ月(首すわり期)
60~70cm
自分で頭を支えられるようになり、抱っこやお世話がしやすくなる時期です。3~4ヶ月検診、お食い初め、予防接種などがあります。
6ヶ月~8ヶ月(おすわり・はいはい期)
60cm~70cm
寝返りを打ったり、ひとり座りができるようになります。早い子ははいはいで動き回ることも。この時期の行事は、ハーフバースデー、予防接種などがあります。
9ヶ月~12ヶ月(つたい歩き・たっち期)
70~80cm
個人差がありますが、足腰の筋肉やバランスが発達していく時期です。赤ちゃんが自分で動き回るので、怪我をしないよう目が離せなくなる時期でもあります。
9~10ヶ月検診でお出かけするほか、公園で遊ぶ機会も増えてくるかもしれません。
ポイント2 子供服(0歳~1歳)の種類
ベビー服は形や用途によって様々な種類があります。
肌着
肌に直接着せる、ベビー服の基本のウェアです。汗をかいたりお世話の時に汚れたりするので、少なくとも5~6枚は用意しておくといいでしょう。ストックもあると安心です。
お腹までの短い丈の肌着を短肌着、ひざくらいまで覆う肌着を長肌着といいます。新生児期から着るもので、旅館の浴衣のように襟を合わせた形になっています。
コンビ肌着はすそにスナップボタンがついていて、足を出すことができるタイプの肌着です。長肌着よりもはだけにくいので、赤ちゃんが足を動かしやすいのが特徴です。室内では1枚で過ごせるよう、かわいい柄物もたくさん出ています。
ロンパース(ボディスーツ)
コンビ肌着と似ている形で、股下にスナップボタンがついているものをロンパースといいます。赤ちゃんが足を出して動かしやすくなっています。お店やブランドによって、ロンパース・ボディスーツと呼び方が若干違います。薄手の生地で肌着として着られるものから、肌着の上に着るやや厚手の服まで、幅広い用途のものが売られています。
カバーオール(ロンパース)
カバーオールは、大人で言う「つなぎ」のような、足元までつながった形の前開きの服です。赤ちゃんの動きにフィットし、オムツ替えの時には簡単に脱がせることができます。新生児期から着用でき、肌着の上からアウターとして着せられます。ややこしいですが、足先まで分かれたこの形の服をロンパースと呼ぶブランドもあります。
ツーウェイオール(2wayオール)

ボタン留めできる前開きの服で、裾のボタンの留め方によってカバーオール型とワンピース型の2種類の着方ができるタイプのベビー服です。ねんね期はお世話がしやすいワンピース型で、動くようになったら裾を留めてカバーオールとして使うなど、成長に合わせて形を変えられて便利です。
スリーパー
赤ちゃんが眠る時に、服の上から着せます。眠っている間に布団や毛布をはだけてしまっても、スリーパーを着ていれば保温できます。寒い時期には1枚あると安心な部屋着です。
セットアップ
おすわり期を過ぎると、上下セパレートタイプのベビー服を着せられるようになります。選べるデザインもぐっと増えて、おしゃれが楽しくなりますね。画像のように上下おそろいのセットもかわいいですし、ワンピース+ベビーレギンスといった組み合わせもあります。
0歳の女の子 季節ごとのコーディネート例
春(3~5月)
ねんね期~首座り期:短肌着+ツーウェイオール

首すわり期~お座り期:肌着+ロンパース
肌着の上に重ねるイメージです。まだ寒い時期なら短肌着に長下着を重ねてもいいかもしれません。
夏(6~8月)
ねんね期~首すわり期:カバーオール
おすわり期~たっち期:セットアップ
夏はたくさん汗をかくので、1枚で着られるタイプのコンビ肌着やロンパース(ボディスーツ)が便利です。
お出かけの時はスカートなどを履かせるとかわいらしいですね。外出先によっては冷房対策におくるみや靴下などを用意してもいいでしょう。
秋(9~11月)
ねんね期~首すわり期:短肌着+長下着+ツーウェイオール
おすわり期~たっち期:肌着+ボディスーツ+カーディガン+靴下
春と同じく、寒暖差が激しいので基本的には肌着に上着を1枚足すのがちょうどいいです。赤ちゃんの様子を見て上着を脱がせたり、肌着を足すなど調節してみてください。
冬(12月~2月)
ねんね期~首すわり期:肌着+カバーオール

おすわり期~たっち期:肌着+ジャンプスーツ
ねんね期の外出時にはおくるみやベビーベストを活用して防寒しましょう。ジャンプスーツと呼ばれる、防寒に優れた素材のロンパースも1枚であたたかいので重宝します。帽子や手袋もかわいいですね。
抱っこ紐やベビーカーに防寒グッズをプラスする方法もあります。
マムパピを運営している子供服ブランド「Petitmig(プチミグ)」では、ジャンプスーツ、セットアップといった服も扱っております。開ける前からワクワクするようにラッピングにもこだわっているので、自分のお子様用だけではなく、ギフトにもぴったりです。

イベント事の子供服
退院時
赤ちゃんを初めて我が家に迎える日。特別な日として、赤ちゃんにセレモニードレスを着せるお家もあるようです。
セレモニードレスとは、レースやフリルをあしらった真っ白いドレスオールのこと。赤ちゃん用の真っ白いドレスは本当にかわいらしいです。
流行り廃りのあるものではないので、妊娠中に手作りする人や、実家で保管していたセレモニードレスを赤ちゃんに着せる人もいます。
お宮参り
赤ちゃんと迎える、初めてのかしこまった行事。神社に参拝し、土地神様に赤ちゃんが無事生まれたことを報告する習わしです。
赤ちゃんの祖父母も一緒にお参りすることも多いのではないでしょうか。
お父さんはスーツ、お母さんもフォーマルな服装が一般的なので、赤ちゃんも合わせてドレスアップします。
和装の場合は祝着と呼ばれる羽織が赤ちゃんの正装とされています。女の子だと赤やピンクの華やかな柄物が多いですね。和装にこだわりたい場合は購入やレンタル着物などを検討してみてもいいでしょう。
洋装の場合はセレモニードレスを着せたり、セレモニードレスにケープを被って華やかにしたりします。
とはいえ、絶対にこれ!という決まりがある訳ではないので、気候や赤ちゃんの体調も考慮して決めましょう。
お食い初め
赤ちゃんの生後100日目に「一生食べ物に困らないように」と願いを込めて祝い膳をいただく行事。赤ちゃんの祖父母や親族を招くという人も多いイベントです。
お宮参りほど形式があるわけではないですが、やはりある程度のフォーマル感が求められます。
お食い初めの時の服装は、正式には色のついた小袖と呼ばれる着物です。
お食い初めは家の中で行うことも多いので、簡単に着せられる袴風のベビー服などで簡略化するケースも増えています。地域の習慣や家庭の方針によっては、まったくの普段着でも構いません。
まとめ
赤ちゃんの成長や季節の気候、イベント事などのTPOに合わせた服装は大切ですが、あまり難しく考える必要はありません。
赤ちゃんが快適に過ごせること、お父さんお母さんが赤ちゃんのことを考えて選んであげることが何よりも大切です。
基本的な用語や知識を押さえて、かわいいコーディネートを楽しみましょう。